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ちくま文学の森・別巻 もうひとつの話
「女」 ハインリヒ・ハイネ(Heinrich Heine)
「島の果て」 島尾敏雄
「かもじの美術家 -墓のうえの物語」 Тупейный художник ニコライ・レスコフ(Nikolai Leskov)
「平手造酒」 中山義秀
「極楽急行」 海音寺潮五郎(Chogoro Kaionji)
「空飛ぶ大納言」 澁澤龍彦(Tatsuhiko Shibusawa)
「鷹」 石川淳(Jun Ishikawa)
「赤い花」 Красный цветок フセヴォロド・ガルシン(Vsevolod M. Garshin)
「生涯の垣根」 室生犀星(Saisei Murou)
「ボロ家の春秋」 梅崎春生
「シシフシュ」 Schischyphusch ヴォルフガング・ボルヒュルト(Wolfgang Borchert)
「モンタヴァル一家の血の呪いについて」 寺山修司
「ガラスの少女像」 Portrait of a Girl in Glass テネシー・ウイリアムズ(Tennessee Williams)
「鳩の夫婦」 キャサリーン・マンスフィールド(Katherine Mansfield)
「チロルの秋 一幕」 岸田国士
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最近、軽いのばっかり読んでるから、こーいうのになると時間がかかる。てか、読み終わるのがもったいなくて、エラクのばしてのばして読んでた。
いやあ、面白かった。具体的に語ると、一作一作語らなきゃいけなくなるのではしょるけど、どれ一つとして??なものがなかった。
うむ、文学の森、2期が出てるんだよね。
買ってしまいそうだ…。
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中学生の時に買って、ずっと家においてある筑摩書房の短編アンソロジー。この別巻は石川淳の「鷹」が収録されていて、それだけでポイント高い。
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時折読み返したくなるシリーズ。でもこの巻は文庫化してないんですよね。残念。
「極楽急行」は個人的にベストオブ短編。
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[ 内容 ]
名うての読み巧者が、古今東西ジャンルを問わず、とっておきの面白い作品ばかりを集めたアンソロジー全集。
[ 目次 ]
<1>
美しい恋の物語
尾崎翠「初恋」
伊藤左千夫「隣の嫁」
フォークナー「エミリーの薔薇」ほか
<2>
心洗われる話
桂三木助「芝浜」
吉野せい「洟をたらした神」
樋口一葉「たけくらべ」ほか
<3>
幼かりし日々
木山捷平「うけとり」
ファーブル「幼年時代の思い出」
宮沢賢治「風の又三郎」ほか
<4>
変身ものがたり
坂口安吾「風博士」
エーメ「壁抜け男」
上田秋成「夢応の鯉魚」ほか
<5>
おかしい話
ルキアノス「本当の話」
織田作之助「ニコ狆先生」
T・F・ボイス「海草と郭公時計」ほか
<6>
思いがけない話
O・ヘンリー「改心」
サキ「あけたままの窓」
ボンテンペルリ「頭蓋骨に描かれた絵」ほか
<7>
恐ろしい話
岡本綺堂「利根の渡」
魯迅「剣を鍛える話」
ネルヴァル「緑の物怪」ほか
<8>
悪いやつの物語
芥川龍之介「鼠小僧次郎吉」
長谷川伸「女賊お君」
檀一雄「光る道」ほか
<9>
怠けものの話
金子光晴「変装狂」
ドストエフスキー「正直な泥棒」
山本周五郎「よじょう」ほか
<10>
賭けと人生
プーシキン「スペードの女王」
D・H・ロレンス「木馬を駆る少年」
今東光「闘鶏」ほか
<11>
機械のある世界
M・トウェイン「私の懐中時計」
サン=テグジュペリ「操縦士と自然の力」
稲垣足穂「天体嗜好症」ほか
<12>
動物たちの物語
正岡子規「蝶」
佐藤春夫「蝗の大旅行」
コレット「リス」ほか
<13>
旅ゆけば物語
吉田健一「或る田舎町の魅力」
勝小吉「乞食旅」
広沢虎造「三十石道中」ほか
<14>
ことばの探偵
山下清「山下の話はまんざいみたいだ」
花田清輝「七」
中田ダイマル・ラケット「家族混線曲」ほか
<15>
とっておきの話
豊島与志雄「立札」
梶井基次郎「Kの昇天」
志賀直哉「赤西蛎太」ほか
<別巻>
もうひとつの話
ハイネ「女」
島尾敏雄「島の果て」
レスコフ「かもじの美術家」ほか
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]