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紙の本
賢妃マンドハイ
2021/07/28 22:50
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投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
モンゴルの歴史家であり、国民的作家である著者によるモンゴルの歴史小説。元王朝が滅んでから数十年後、明王朝としのぎあいを続けるモンゴルは、明に取り込まれる重臣・部族や広大な国土の分割支配などに悩む。しかし国を治める大汗は結果を出せず、短い時間で殺されてしまう。そんな中、子のいない老いた大汗に見込まれた大臣の娘マンドハイが大汗亡き後、内患外憂と向き合っていく。
作者は執筆に当たってモンゴルの歴史書のみを参考にして書いたという。もちろんその記述は公平なものではないが、それが書かれた背景にはモンゴル人の思いというものがあるわけで、長い間文字を持たず、そもそもマンドハイに関する文字資料も少ない中で、自分たちの手による資料への愛着というものがあったのだろう。
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