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オトナになれなくなったピーター・パン、彼は、とても哀しい永遠の子供。
冒険譚としてのピーター・パンでなく、生きること成長することの原点が、ここにある。
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ピーターパンって言ったらさ、やっぱディズニーでしょ。そう思って読んだら…なんか違う。びっくりした。でも面白かったかな。
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彼が誰だか知らないけれど彼を誰だか知っている。
その名もジェームズバリー。
どこの作者か知らないけれどピーターのことなら誰でも知ってる。
でもご注意あれ。ディズニーのピーターパンしか見てない人にとってはトラウマ作りになります。
■もんじ■
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あえて児童書カテゴリにはしませんでした。子供にはとても読みづらいと思います。語り口調なのですが、文化も違えば、理解も困難です。切ないエピソードや面白いエピソードもあります。が、ディズニーのピーターパンとは全く別物です。こちらのピーターパンはケンジントン公園の中で中途半端な存在として細々生きています。
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ピーターパンと言ったらフック船長やら何やらで出てくる冒険活劇みたいなイメージがあって、それを期待して読んだのですが、この本には一切そう言った部分は出てきません。どうやら他の派生作品の方の話だったようです。ピーターパンシンドロームと言う言葉がありますが、この原作の方では、その大人になれないピーターパンの悲しい部分が描かれていた気がします。ただ、全体を通して、ちょっと作者の願望と言うか妄想というか、そういうものを書き連ねた部分が多過ぎるような気がしました。モチロン夢のある話としてはいいのですが、ちょっと横道に逸れすぎてる様に個人的には感じました。それと、視点がいったい誰の視線なのかあいまいで、ちょっと混乱したりもしました。☆2つで。
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通常思い浮かべるピーター・パンの話というとウェンディたちとネバーランドですごすお話ですが、こっちはまたぜんぜん違う話です。
ケンジントン公園に住んでいるふしぎな少年(ピーター・パン)の話です。
こちらのピーターは永遠の少年というだけでなく、鳥と人との中間のような存在になっています。
わくわくするような冒険や決闘はありませんが、こちらはこちらで面白いので、大好きな作品です。
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ピーターパンの話題が出たので、今日はこちら
題名:ピーター・パン
作者名:ジェームス・マシュー・バリー
出版社:新潮社、他
映像化:ディズニー、ハウス食品世界名作劇場アニメ化、映画化多数
■あらすじ
夜になるとケンジントン公園の門は閉じられ、妖精たちが動き出す。
夜の公園に迷い込んだ少女メイミーは、そこでうっかり人間になり損ねた少年ピーター・パンと出会う。
■感想 個人評価★★☆☆☆ amazon評価★★★☆☆
譲歩しての★2つです。
もともとは戯曲らしいですね。
読んだ人はわかると思うけど、びっくりするほどイメージと違う話でした。
ウエンディもティンカーベルもネバーランドも出てこないです。
人間とは?と考える深い格言の物語なのか
ただ単にそういう童話として受け止めるだけでよいのか
ファンシーでシュールな物語です。
よくご存知のピーターパンはその後に発表された『ピーターパンとウエンディ』というお話だったようです。こちらは未読なのでいつか読んでみたいです。
ジェームス・マシュー・バリーの生涯を描いた映画『ネバーランド』もまだ見ていないので、こちらも見てみたいです。
同作者作品紹介:ピーターパンとウエンディ
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かわいらしいおはなしではなく
シニカルなお話。
ピーターも切なくメイミーも切なく
お母さんの辛さとかピーターの辛さとか
いろいろ考えてしまうお話でした。
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ピーター・パン。この名前を知らない子供はいないでしょう。ですが、おなじみのティンカーベルもフック船長も出てきません。彼は一人で公園に住んでいて、楽しく遊びながら様々なことを経験していきます。彼は、幸せなのかもしれない。もやもやとした物が残ります。悲しいとか泣けるとか一言では言えそうにない物語です。
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高校卒業した春休み、ピーターパンシンドロームだった気がするのですが、ピーターパンってディズニーのしか知らなかったので読んでみました。
思っていたのとは違ってました。
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ネバーランドでのピーターパンではなく、ジェームズ・マシュー・バリー作「小さな白い鳥」という本の一部分である、ケンジントン公園で育っていく孤児の物語。
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図書館から借りました
ファンタジー。
舞台はネバーランド、ではなく、ケンジントン公園。(かなり広いようだ)
ピーター・パンは生まれてすぐに、家から飛び出して、公園で暮らし始める。
公園には鳥がいて、妖精が居て。
やがてピーター・パンがおうちに帰ろうと決意すると、出てきた窓は閉ざされて、お母さんは別の子供をあやしている。もう帰れずに、傷ついてピーター・パンは公園に戻ってくる。
公園から帰りそびれた小さなお嬢さんメエミ。彼女に彼は言う。
「もしかしたら、お母さんは別の子を探しているかもしれないよ。お母さんはみんな同じだから」
なんて過酷な♪ 子供向けとは思えん。そして、たぶんこれが真実だろうなと思う。あんまりにも綺麗な、親子愛とかうさんくさい。
メエミとピーター・パンの幼い恋愛が可愛いのです。
これには、フック船長もウェンディーもネバーランドも、ティンカーベルも、出てこない。
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この新潮文庫版、カバーが米倉斉加年、というのも贅沢ですね。ピーター・パンのお話って、こんなに哀しいものだったの?と私が驚いたのは、1982年のことだったらしい(なぜかこの頃は、読了年のサインが入っている)。ジョニー・デップがバリ自身を演じた映画「ネバーランド」を観ると、この物語に漂う悲しみや優しさの意味が少しわかるような気がするけれど(これはいつもながらの、ジョニデ贔屓の引き倒しかもしれませんから、お気になさらずに…、でもあの映画、味わい深いと思いますよ)。ともあれ、これを読むと「ケンジントン公園」が特別な場所に感じられるようになります。
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・「鳥が飛べるのは、ただ鳥が飛べるという完全な自信を持っているからに過ぎません。なぜなら、自信を持つことは、翼を持つことになりますから。」
(これは、深い、というよりは、何というか、励まされる言葉ですよね。確かに信じていればできないこともできるかも!しれないですよね・・・)
・「ソロモンが教えてくれたなかでいちばんいいことは、いつも愉快な心を持っているということでした。あなた方が巣さえ取らなければ、鳥は、みんな、いつも愉快な心を持っているものです。」
(我が家で買っているセキセイインコも、何年経っても常に元気ですね~。まるで、一生子供であるかのようです。)