投稿元:
レビューを見る
写真のような文章。
映画のような風景。
液晶だのプラズマだの、下手なテレビよりも美しい。
静かな夜に想像を膨らませて読みたい。
投稿元:
レビューを見る
ありきたりの話はない、33の短い童話。どれも美しい情景がすぐに浮かび、そしてどれも詩的です。ほっと一息したい時にお薦めの一冊です。
投稿元:
レビューを見る
何故か、とてもとても好きな本。
童話作家アンデルセンの本。挿し絵はないが、絵本を読んでいるような気持ちで読める。とても情景豊かな本。
毎夜、月は「私」に昨夜見た出来事を語ってくれる。色々な人の一夜の出来事のようなものが、第一夜・第二夜・・と語られてゆく。月はただ見下ろしているだけ。優しいのだけど、ひやりとしていてやわらかい雰囲気がとても好き。まさに、月の光のような本。夏の月のきれいな夜に読んだら、低温やけどをしたような気持ちになった。いつか、海の近くの高台のお城のバルコニーで読んでみたい。
投稿元:
レビューを見る
月が主人公の絵描きに物語る話の数々。
世界中、あっちこっちに心の翼を広げて飛び回ることができる。
一つ一つの話は短いけれど、どれも余韻がある。
題名の通り、絵がなくても心の中に美しい光景が広がる。(2006/1月読了)
投稿元:
レビューを見る
アンデルセンの短編集。
月の語る世界の情景。
キラキラとした美しい世界。
どことなく儚さを感じるのは
月の満ち欠けのせいなのか。
投稿元:
レビューを見る
久しぶりに読み返してみた。
月が画家に毎晩語る物語。
訳者の矢崎源九郎が30才のときの翻訳ってあとがきで知って驚き!!
格調高い名文です。
投稿元:
レビューを見る
名のとおり、絵はありません。
でもいろんな話が詰まっていて色々な気持ちが味わえます。大好きな本です。
投稿元:
レビューを見る
愛読書。絵描きとお月さんの話。
文化祭の古本市の売れ残りで運命の出会い(大袈裟
文字でここまで絵が浮かぶのかと感動した。
投稿元:
レビューを見る
題名の通り、挿絵は一切ありません。だけど、『絵本』なのです。精緻な風景描写によって、素敵な絵本の世界が目の前に現れるのです。
投稿元:
レビューを見る
お月様が、いろんな国のお話をしてくれます。絵はないですが、きれいな描写が頭の中に浮かび上がってくるようなステキな1冊です☆
投稿元:
レビューを見る
世界にいるいろんな人のいろんな生活を垣間見ることのできる。日常生活のなんでもないことが語られたり、社会の抱える課題を投げかけられたり。一つひとつのお話しは短くて読みやすいけどいろんなことを考えさせられました。
何よりも言葉が美しい。美しい言葉を使った描写は、読んでいると勝手にその情景が絵として浮かんでくる。読者自身を絵描きにしてしまう不思議な本です。
これを文学っていうんだぁ。と思ってしまいました。
投稿元:
レビューを見る
すごーく古い本持っています。
なんと定価80円!数十年前の本ですから。
「あの人は生きている!」ってシーンがすごく好き
投稿元:
レビューを見る
わたしは、貧しい絵描き。友達はいないし、窓から見えるのは、灰色の煙突ばかり。ところがある晩のこと、外をながめていたら、お月さまが声をかけてくれた・・・。ある時はヨーロッパの人々の喜びと悩みを語り、ある時は空想の翼にのって、インド、中国、アフリカといった異国の珍しい話にまで及ぶ。短い物語の中に温かく優しい感情と明るいユーモアが流れる、まさに宝石箱のような名作。
投稿元:
レビューを見る
きれいな言葉で、きれいな情景をえがいた、絵のない絵本。詩のようなものがたり。たくさんもっておいて配りたいくらいすきです。
投稿元:
レビューを見る
月が話してくれるお話は、どれも美しく絵のよう。
悲しみも喜びも、短い文章の中で実に見事に描写されています。