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紙の本

ぴしり、と心に穴をあけ、言葉が飛び込んでくる

2005/08/17 12:17

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

工藤直子さんはこの詩集でも、短い一行でどきりとさせ、自分では知らなかったものの見え方を教えてくれます。「痛い」は人を好きになった時どうして心が痛いと感ずるのかを、「こころ」はなにかで砕けてしまった心はそれでも大切なもの、と。猫の舌を「ちいさな赤いハンカチ」とみたてる「おしゃれ」も、素敵なもののみかたに目を開かせてくれます。いろいなものにあいたくて、とまとめられたこの詩集の最後の「また あいたくて」は、別れの悲しさも「また あいたくて」と歩き出す力になると励ましてくれます。数行の詩の中の、たった一行、数個の文字が心に飛び込んで世界を変えていくみたいです。
日常世界と詩歌の世界の境界について、物理学者の寺田寅彦さんは書いています。「稀に、極めて稀に、天の焔を取って来て此の境界の硝子板をすっかり熔かしてしまう人がある」。工藤直子さんの場合は、この境界の硝子板にぴしり、と小さい穴をあけて飛び込んできて、、日常世界の私たちに向こう側のあることを驚きと共に教えてくれるといったところではないでしょうか。あいた小さい穴からは、向こう側の世界が少し覘いたり、風が吹き込んできてまた驚かされるのです。決して強い言葉でもなく、難しい言葉でもないのですけれど。
佐野洋子さんの画は、「てつがくのライオン」などに比べてはかなり控えめに添えられているというところ。

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