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紙の本
『四月は君の嘘』のオマージュ元
2015/08/15 21:57
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
四月は君の嘘の元ネタということで読んでみました。
かなり読みやすく、すいすい進んでいきました。
「あたしと、心中しない?」
この台詞は君嘘でも登場したものであるが、それぞれの台詞に対する私の感じ方はかなり異なったものであった。
いちご同盟について、主人公が将来について、人生について悩みながら前々から自殺した少年のことなど考えていて、そのことを直美に話している前提での台詞であったことから、少女の心中について主人公はかなり度肝を抜かれたのだろうとひやひやした。
自殺についてふと考え、議論していた主人公が、出会った異性の重病人との心中や病死といった本物の死を間近に感じることは自殺とは縁遠い人が直面するよりも耐え難いことであろう。
(なお、君嘘では主人公が自殺について言及した場面は確かなかったと記憶している。死した母の呪縛を乗り越えた後のかをりの病気という出来事の中であり、主人公がもともと死というものと向き合った経験があることは同様であり、度肝を抜かれたのは確かであろう。しかし君嘘の主人公は強制的に死に直面させられたわけで自ら積極的に死を想起する自殺という事柄を思い浮かべて生活していたわけではなかったことから、私の目線において主人公の台詞の感じ方に違いを覚えた。ちなみにこの場面は演出が優れていて、おそらく多くの視聴者は心臓をわしづかみにされる感覚を覚えたのではないか。ともかく君嘘の作者がこの台詞、いちご同盟という作品をリスペクトしていたことは間違いないだろう。)
紙の本
大好きなお気に入りの作品です。
2021/01/18 18:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Hi - この投稿者のレビュー一覧を見る
中学生のころに初めて読みました。
「生とはなにか」、「死とはなにか」、とても深く考えさせられる作品です。
青春時代のみずみずしい記憶もよみがえります。
大好きなお気に入りの作品です。
何度も読み返しています。
紙の本
いい小説に出会えた
2021/10/07 10:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:暴れ熊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いい小説だった。
読み始めてから、ぐいぐい引き込まれていった。
15歳という微妙な年齢の、繊細でみずみずしい感性が余すところなく描かれているのもよかった。
「ぼく」に感情移入しきって読んでしまった。
生と死について考えさせられるところも、よかった。