紙の本
大人のための幻想文学
2002/02/15 13:03
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投稿者:死せる詩人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
指輪物語といえば2002年に日本でも映画「ロード・オブ・ザ・リング」が公開されることで評判になっている古典ファンタジィ作品であることは、言うまでもない。
このトールキンによる一連の作品群は交響曲が作られているくらい有名な作品であり、海外——特にアメリカやイギリス——では誰もが読んでおくべき本だと思われている。
しかしながら、アメリカに於いては「読んでないにもかかわらず、世間体を考えた上で読んでいると言ってしまう作品」の1位が指輪物語なのである。確かに、すでに50年以上も前に書かれた本である以上、最近の若者にとっては読みにくい文体だと想像するに難くない。
映画公開に先駆けて「指輪物語読んだ?」と聞かれたときに嘘をつかない為にも、読んでおくべき作品だろう。
さて、肝心の内容と言えば、本書はこの後9巻まで続くリングサーガの導入も導入、ほんの入り口に過ぎない。前書きの変わりに書かれている「ホビットに関する論文」の部分は、好きなものにとっては面白い部分ではあるが、はっきりいって迂遠冗長極まりなく、軽く読んでみたいだけの人にはお勧めできる内容ではない、読み飛ばしても物語に大きくかかわりはしないので、ほうっておくべきだろう。
そこさえクリアしてしまえば、あとはスイスイ読み進むことができる。ぜひ皆様に大人のためのファンタジィを楽しんでいただきたい。
紙の本
RPG経験者は読んでおきましょう
2002/04/02 02:24
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投稿者:choco - この投稿者のレビュー一覧を見る
指輪物語→Dungeons & Dragons(テーブルトークゲーム)→ウルティマ、ウィザードリー→ドラクエ→ファイナルファンタジー、という流れになります。ホビット・ドワーフ・エルフといった氏族、職業、アイテム、イベント、アライメントといった要素は、RPGの原型を作ったといえる作品といえるのではないでしょうか。ネットゲーム全盛の今だからこそ、押さえておきたい作品。映画もこれを読んでからの方がずっと楽しめます。
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実はまだ全部読めてません。ごめんなさい。訳され方が古臭い所が何となく好きです。読み難いけど、そこがまた雰囲気あって。
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言わずと知れたファンタジー界の金字塔。読むたびに新しい発見がある、一生ものの本です。指輪をめぐる冒険はまだまだ終わらない!
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始めのうちはフロドって煮え切らないやっちゃなーと思っていたけど、読み進めるうちに、おーがんばってるじゃんフロド!なんて頼もしく思えてくるのです。随分前に読んだので細かいところはすっかり忘れちゃってて映画の方も新鮮な感動がありました。因みにシリーズ本はまとめて一つとして登録したりできないかなぁ。どうでしょう? > イエイリさん
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以下全巻。最初こそ慣れるまで読みにくかったものの、旅が先に進むに連れだんだん速度が上がってきて、最終巻なんて一気に徹夜。まるで歴史書を読んでいるみたいな世界に脱帽!
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映画での公開がはじまる前に好奇心旺盛な私…文庫で読もうとチャレンジしました!がっ…あの独特な言い回しにノックダウン。慣れないとちょっと読みにくいかも?!
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最初の1冊目が読めれる人は、その後ヒョイヒョイと読めますよ!(1冊目はウンチクが多すぎで嫌になる人がいるかもしれない)
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映画をみてから読み始めたので、わりと読みやすかったです。理屈ぽい文章なので読むのが少々大変ですが、DVDで映像をみてから読むと指輪の世界に入りやすいと思います。映画ではカットされているシーンが多いので是非原作を読むことをお勧めします。
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文庫版・全9巻。今、2回目を読み始めて、★4つになりました。
一読目は、ソフィーの世界級に分け分からず、ただただ活字を追うだけ(特に旅の仲間上1,2)。ファンタジー好きとして、なんとか読まなくては...という意地で読み進める始末。しかし、旅の仲間下巻に入ったとたんに文章のテンポもぐっとアップ、一気に引き込まれました!古本屋さんで1〜4巻までは見かけるのに(=たぶん、テンポが合わずに投げ出す)、5巻から以降は見当たらなかった(=多分、頑張って読んじゃったらはまって愛蔵版へ)ので、同じ感想の人多いじゃないかと想像してます。
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映画では1〜4巻までが第一部となっています(というか文庫だから分かれてるだけですね)1、2あたりまでは旅の仲間もホビットしかいなくてすごくのんびりしています。面白いくらいです。だけど一巻の最初の序章してまとめられてるホビットの説明は全部読んでから読んだ方が面白いです。私は最初に読んでしまったので、すごく辛かったです…。論文みたいなんだもん。
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映画化されると聞いたときに、以前から読もうと思っていたので購入。
ストーリーは大変面白い!
が、翻訳があんまりです。古いし。大人向けの本を無理矢理子供向けに(しかも素人が)書き直している印象が拭えず、5ページ読むと眠れる素敵アイテムに変身。
違う翻訳家で新しく出してくれないかな…。
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あの映画でも有名になった『指輪物語』の第一作目の原作。
正直、読んだのはかなり前だったのですが。
翻訳がどうも苦手で、なかなか読み進めなかったのです。
多分、原文に忠実に訳しているのだと思いますけれども、物語りの文章としてはやや読み辛いので……。
映画を見て感動したから、原作をと思われている方は、まずは1冊読んでみるのがお勧めかと。
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途中で読むのをやめようと思った。でもやめなくてよかった。1巻半ばまでがんばって読めば、あとは夢中です。
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運命を掌に握り締め旅をはじめる。
この世で信じるものは自分の見たもの、触ったもの。
そしてそばにいる仲間達。