紙の本
恋やオシャレ、いろんな勉強をして素敵な女性になってね〜山田詠美のメッセージ〜
2002/10/06 21:23
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投稿者:yaeba - この投稿者のレビュー一覧を見る
集団行動しかできないクラスの女の子達。集団になると強気になって、そして恋みたいな「恋」をしてる。主人公の女の子はその一員なんだけど、どこかでこういう「女子の性質」にあきていて、でも大人になれない。そして大人っぽい女の子に憧れる。そして主人公の前に「素敵な大人の女性」が登場し、主人公は影響をうけていく…。
この本には、「女の子達は放課後に恋やオシャレ、いろんな勉強をして素敵な女性になってね」という山田詠美のメッセージがつまっているような気がする。
これを読んだ後、高校時代のことを思いだし、ついついアルバムを見てしまった。文中に、「授業中に手紙を回すシーン」があったんだけど、あれもかなり懐かしい。「誰々へ」って書いて、みんなに回してもらっていた。大した内容ではなくて、授業中の退屈しのぎ。たくさん書いた。あれが今ではケータイメールになってるのかな。似てるような気がする。
女の子時代の気持ちが沢山よみがえってきて、懐かしくなった。
紙の本
素敵な女の子達
2002/01/28 22:07
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投稿者:すいか - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校生の女の子を主人公にした短編集。どの話も「わたし」からみたちょっと大人びた女の子の恋模様を描いてます。彼女達はみんな、他の女の子とは違い、一人が似合い、自分のスタイルをもっています。
そして最後の1編の主人公は「わたし」。この「わたし」が全部同一人物だとしたら、様々な素敵な女の子の恋をみてきて、彼女もそんな素敵な女の子にいつの間にかなっていた…という事でしょうか? 胸がキュンとなる、切なく素敵なお話ばかりです。
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高校時代の甘酸っぱさが読むたびに伝わってくる。なんというか、大人になりたくて背伸びしているけど、どこかでこけたりもして成長するという様が。
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ティーン向け、恋愛短編集。読みやすいが、どれも人物設定が似すぎているのがとても気になる。しかしその中の「sweet bagil」という話は、良い。ただの幼馴染が一人の男の子に変わる時。友情が苦しくなる。初恋を思い出すような、甘酸っぱいストーリーが多々。
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高校生が主人公の恋愛短編集。
爽やか。笑
これ読んだあとは、不思議と恋愛したくなります。
J-WALKが一番好き。
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初めて詠美さんの小説に出会ったのがこの本でした。
背伸びをせずに無理をせずに、自分らしくいれば、いい恋はやってくるんだと感じられました。
音符が示すとおり、ストーリィーが音楽が心地よく流れるような小説です。
初めて読む人にも癖がなくて読みやすいと思います。
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中学の頃友だちに貸したら返ってこなかったので、買いなおしたました。ここに出てくる女のコのセリフがいちいちかっこいい。「視線が止まった時には、もう心も痛いのよね」なんて言えないもん!あと「金のアンクレット」に憧れたり・・・。今の若いコが読んだらどう思うのかな?私は純だったからすごく大人に思えたけど・・・
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「好きな人のいない放課後なんてつまんない」をテーマに、女子高生の甘くも切ない日常が綴られております。短編小説集。
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山田さんのお話は、可愛い女の子がいっぱい出てきていつも恋をしていて、私にはちょっとあわないかなあ。ミルクの香りの女の子の話はすきです。
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放課後を舞台に大人になろうとする女の子たちの恋愛小説。Amyの作品でもこれは周りに読んでいる女の子が多くて、香水つけ始める子もいたかも(もう10年くらい前の話)。私と純一の物語もよかったけど、私が好きなのは「Red Zone」。「金もくせいの匂いがする 甘くて歯が痛くなりそう 秋には恋に落ちないって決めていたけど もう先に歯が痛い 金もくせいを食べたの 金もくせいも食べたの だから 歯の痛みにはキス」。まるで歌詞のような文章。そして終わりは赤い紅で、予約済みのスタンプ。Amyは黒人とのベッドシーンしか書けないって思っている人がいるとしたらこのredzoneや、晩年の子供を読むと印象変わるかも。
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女の子は恋の数だけ綺麗になる。その事をじっくりと考えることの出来る一冊。女の子は誰しもダイヤの原石であるとよく言うけれど、本当にそうだと思う。明るく軽快な音楽と共に存在する短編集。
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16歳、高校生の女の子たちの物語。
普通みたいで普通じゃない。
誰もが持っているそれぞれの恋。
思い出せ放課後の夕焼けを。
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06.12.31
きみぃが良いと言っていたので。
うむ、いいんじゃない?
でも、高校生とかの内容には思えん…?
どうだろ。
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少女と女性の分岐点で揺れる女子高生の恋愛の描き方が良い。色んな人の恋愛を見続けて、どんどん魅力的になる主人公の変化のさせ方が上手い。何となく甘酸っぱい気分になる話。
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ぜんぶ放課後に知ったことばかり。皆が自分のためにある風景で、出来事を起こしている。一級品の恋愛小説。(あらすじより)