投稿元:
レビューを見る
昼食をとるためにレストランに行った際、食事を待つ際に読むためにたまたま隣にあった古本屋にて入手。この本を手に取るまで、藤原義江という人物を知らなかったが、相当著名な人だったようだった。
個人的な経験と相まって、親と子の関係について非常に考えさせられた。
投稿元:
レビューを見る
作家がお亡くなりになったというニュースを見て再読。
うーん、面白くないな、これは。確か初読時にもそう感じた記憶あり。鞭打つようで心苦しい限りですが。何でまた直木賞を獲れるのか?
題材は面白いものだと思うんですが、如何せんその調理法がいただけない。意図的な”報告調”を採ったということでしょうかね?それにしても全くリズム感が無いし、平板に過ぎる。
投稿元:
レビューを見る
世界的オペラ歌手、藤原義江の生涯。戦前日本の音楽史の勃興をほんの少し垣間見れた気がした。「波乱万丈」という単語で人の一生を安易に表現したくなかったが、結局それ以外思いつかない。この史実をあえて淡々と編んだ作者の選択は最善だと思った。