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でてくる主役は平凡な人ばかりだけど
2020/07/07 22:35
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今までに読んだ彼女の作品では、「冥途の家族」が1974年の作品、「波打つ土地」が1984年の作品で、この作品がその真ん中の1977年の作品だ。タイトルが「当世凡人伝」だけあって、元警官とその妻が主人公の「薬のひき出し」、去勢している男の妻がなぜか孕んだ「名前」、娘と妻が仲が良くていつも2対1になる「娘」、売れない落語家を描いた「立切れ」、父親が突然蒸発する「魚の骨」、昔画家を目指した男の「子供の絵」、冴えない不動産業の男が主人公の「富士山の見える家」、この続きが知りたい「花」、嫌みな通訳が登場する「笑い男」、とにかく夫婦ともけち臭い友達を持つ「幼友達」、どの人物もありふれた人生を送る庶民が主人公なのだが、さすがの力量で作者が良質の作品に仕上げている
当世凡人伝
2022/09/30 12:39
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投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
普通にありそうな環境でありながら、出てくる人物は少し変わっている。このちょっとした違和感が、面白かったり、不気味に感じさせたりする。
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