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異都憧憬日本人のパリ みんなのレビュー
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紙の本
異都憧憬 日本人のパリ
2021/06/15 22:16
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投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
パリは近代ヨーロッパ文化の中心地であり、ロシア文学を読めばロシア貴族がフランス語で話していたり、中国共産党の指導者・周恩来やとう小平が若き日に学んでいたりする。他にも多くの外国人にとって「それぞれのパリ」があるわけで、当然日本人にも幕末の遣欧使節以来の「日本人のパリ」がある。本書では、そうした「日本人のパリ」について、美術批評家の岩村透や高村光太郎、永井荷風、島崎藤村、金子光晴らの目を通し、どのように想像され、受容されていったのかを考察している。
また、日本人がパリを目指す前に、パリで醸成された芸術家たちの「ボヘミアン」の気風について、そしてその背景の日本との類似性についても記述されており、とても興味深かった。
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