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小川洋子の作品で
初めて読んだもの。
高校生のとき。
最初はなんともいえない
たゆたう表現にとまどった。
それから四年後
妊娠カレンダーの著者とは
知らずにのめりこんだ。
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情景描写がリアルすぎるかな。どんな場面か想像することなく、ダイレクトに見えてしまう。しかし、シチュエーションを想像しなくてすむ代わりに、人間の持つ本能を考えさせられる。これは狙いなのか?普通の日常を描いているのに、怖いのよ・・なぜか(^-^;
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とてもとても愛しい。
とてもとても難しい。
とてもとても悲しい。
とてもとてもよくできた話です。小川洋子という作家とこの作品で出会えて救われました。
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短編集。はっきりしたオチがあるわけではないので、ミステリ好きには物足りない感もあるけど、静かに染みてくる狂気はなかなか。
「ドミトリィ」がいい。
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日常に潜む狂気を書かせたらこの人の右に出るものはいないと思う。
妹の狂気は誰の心にも潜んでいるものだ。
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姉が妊娠する。つわりが激しく、料理の匂いも我慢できない。そんなわがままに付き合う妹はひそかにおなかの中の赤ちゃんに復讐を行う。
文庫本の表紙の絵がきれいなので買ってみましたが、内容はまったく反対で、どろどろしたものが渦巻くようないつもの小川洋子の世界でした。博士の愛した数式を最初に読んだので、その世界を求めたのに、それ以外の本は別の世界だったんですね。
2006.8.16読了
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命の神秘をグロテスクでミステリアスに描いています。私が本当に小川さんを好きになったきっかけの本。
妊娠中は読まないほうがいいよ(笑)
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小川洋子らしい作品
繊細で、不気味で、魅惑的で、どこか物悲しさもある。雰囲気のある小説が好きな人におすすめ
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ちょっと独自の世界観があって、きらいではない。初めて小川さんの本を読んだが、他のも読んでみたいと思った。
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「博士の愛した数式」で有名な小川洋子の作品である。
これはちょっとぞっとする話で、私はあまり好きではなかったです。
はまるひとにははまる。
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博士の愛した数式で小川洋子が好きになり読んだのだが、短編は私には合わなかったみたいです。
「どうなのどうなの??」と続きが気になるところで終わってしまう。
余韻が楽しめればいいのだけど、そこまで話に引き込まれるわけでもなくて、ちょっと残念でした。
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これ、凄い。ぐちゃぐちゃした気持ち悪いような感じがあるんだけど、血がぶしゅーってなって貧血起こすような気持ち悪さじゃないのよ。さっき食べた夕食吐きそうな感じ。
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妊娠とは何だろう、と考えさせられました。妊娠によって変わるのは、妊娠した人なのか、それとも周囲の人なのか。そして、赤ちゃんとは何なのか。命なのか物体なのか。
僕にはあまりしっくりくる文体ではありませんが、妊娠という一見「めでたい」出来事の裏にあるどす黒い一面を、上手く書いているその技術には感服します。
もしかしたら、これは小説ではなくて、詳細なノンフィクションなのかもしれない、と思ってしまうほどの描写力は、卓越したものがあるのではないでしょうか。
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3つの短編が載っているが、どれも、そうだったんだ〜といったすっきりとした終わり方ではなく、あとは自分で想像するしかない。ごくごく小さな、細かいことを、作者独特のタッチで描いていて、なんだか、実は大したことなのかも知れない、と感じてくる。
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読むと猛烈にお腹が空く。一人でいろんなものを食べたくなる。満腹になって苦しいんだけど、また読んでしまう。そんな物語。