紙の本
著者の旅から35年以上経つのだろうが、今読んでも色褪せない、輝く旅の記録である
2016/11/27 17:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:大阪の北国ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
いよいよ旅の最終地点ロンドンへ・・・の筈が、その前に大迂回してスペイン・ポルトガルへ。もう何時でも日本に向かえる場所にいながら、敢えて旅を終わらせるつもりのない著者の気持ちが伺える。当時、若者の思考を表すコトバとしてモラトリアム人間などというのが流行ったが、そのような心持ちだったのだろうか。
リスボンのレストラン街で、見知らぬ しかし親切な男に声を掛けられ海の幸とビールをご馳走になり、そして実質 旅のゴールとなるサグレスという町を知る。そしてそこにはあたたかいファミリーが旅の終わりを演出してくれる。
その後、パリに向かい、ロンドンでの幕切れへと進んでいくが、やはりこの旅の精神的終点はポルトガルで構わないと思った。
6巻を読み終えて、著者と一緒に旅した心地よい疲労感が残った。
電子書籍
旅の終え方
2019/09/29 20:27
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分が若い男性だったらこんな旅をしてみたかったと思えました。6冊をあっという間に読み終え、また何度でも読み返して楽しめる、そんなシリーズでした。
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ご存知「深夜特急」。中学のときに買って即読了。後に借りパクされるも2年ほど前に再び買い揃える。この人が辿った道を微妙になぞったりしてミーハーっぷり爆発ですけどいいんです。人生の角度を20度くらい変えた本。この本が原作のドラマも秀逸。その6。
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もう一度スペインに行き、彼と同じような態度でもってスペインを捉えてみたくなった。
結末はけっこうカッコいいとは思うけど、もう少し重くてもよかったのではないかと思う。
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1巻から6巻まであり、旅行中何度も読み返した。
気がつけば僕の旅行は深夜特急のルートと似たものとなっているかもしれない・・・
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終わり方がほんとーにびびる。
もうこのために読んでもいいくらい。カクンと力が抜ける。そしてなぜ対談に井上陽水・・・・仲良かったんですか?
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スペインは大好きだが。ヨーロッパより土臭いアジア系旅行の方が読んでいて面白い。ヨーロッパをバックパッカーで回ったが、アジアの方が良いな。
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ミケランジェロの「眼醒める捕虜」の捉え方がすごい!
表現力と感性がある人が書くとこんな風に石の塊が生きるんだって妙に感心して何回もその箇所読んだ。
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06/03/14読了
文章の密度が薄くなり、移動のスピードが速くなる。旅の終わりもイマイチ。喜望峰経由で帰ってきたほうがよかった?
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1〜5巻を読まずに、いきなり6巻目からです。でも、おもしろい!!何人かmixiで勧めてて、それで逆に読む気がなくなっていた本。(でも、気にはなっていた。あまのじゃくだね・・・w)ところが、偶然にも家で発見!!ん〜、こういう一人旅って憧れる。当時、この本をきっかけにバックパッカーがはやったのも納得です。早く1巻から読もっと☆
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最初に香港・マカオ偏を買ったときはこんなにはまるとは思いもせず。
2〜6巻まではまとめ買いしました。
沢木が深夜特急を書き終えたのは旅を終えてから数年後だという。
年月が経っても、いや経ってからこそ書けることや思いもあるのかもしれない。
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ちょうど、イタリアとフランスへ旅発つ時に、成田空港で購入。この本にも出てきたミケランジェロのピエタを目の前にして、感動。
それにしても、どうやって旅に終止符を打つのかと思いきや、最後のオチに脱力。なるほどね。でも、そうくるか。(2007/2月読了)
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大学3年の就職活動を始める直前にはまって読んだ本。当然就職する気をなくした。(笑)
あの時就職しないで私も沢木さんのように旅をしていたら今頃どうなってたかなー、、なんて感傷にもひたってしまう。
長いのでもう読むことも無いと思い、人に譲ってしまったのを今になって後悔。
また読みたいな。
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沢木耕太郎の「深夜特急」最終第6弾。ここに登場するポルトガル・サグレスの夕日は一度でいいから見てみたいと思いました。
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とくにこの6巻は留学中を思い出す。
1からずっと友達に借りて読んだけど、"世界を見たい"という素直な思いを、ものすごく角度を変えて考えることのできた作品。