投稿元:
レビューを見る
映画化されたのを機に読み返してみました。もともと、中学の時の部活の顧問に勧められたのが読んだきっかけ。攻撃重視な考え方を変えようとしてくれたんだろうけど、期待には応えられませんでした。話は戦国時代の中国が舞台。謎に包まれた墨子教団を題材にしています。読み返してみて、薦めてくれた先生の意図が今更ながら身にしみて、それを見にできなかった自分が恥ずかしくなります。。。
投稿元:
レビューを見る
酒見さんの本を読むのは、「後宮〜」「弱虫〜」に続いて三冊目。どれも軽妙なテンポで綴られるのですが、話の内容はわりとヘビーですね。映画も見てみたくなりました。
投稿元:
レビューを見る
古代中国の戦乱時代をモチーフにした…と書くとありがちに聞こえるが,本書の世界観・設定は,いわゆる「歴史モノ」とは異色で,とても面白いものである.ある意味漫画的な発想(有り得なさ重視?)で,「働き者」な一人のカリスマの活躍を描く.この本はけっこうあっさりと話を終わらせてしまっているが,この設定をもとにすれば,いくらでも世界を膨ませることができそう.と思ったら,やはり映画化,漫画化もされている.
投稿元:
レビューを見る
中国の戦国時代が舞台。当時の墨子に関することなど非常に細かく書かれていて、個人的にとても好きです。物語そのものはあっさりしていて物足りないくらい。映像化に向いてる作品だと感じたので、映画や漫画はとても面白そう。
投稿元:
レビューを見る
中国の話なのですが、とても面白い。
読みやすい上短いのですが、でも良く分かる。
作者は天才だと思う。
投稿元:
レビューを見る
革離のかっこよさは異常。硬派な文章も申し分なく、結末の読めるベタな流れも良い。中島敦記念賞受賞も妥当かと。っていうかこんな賞があったことに驚いた。
通勤途中に読むと燃えます。短いので読みやすいのも良い。
投稿元:
レビューを見る
映画にもなってましたね。
こちらも主人公おっさんですが、映画はカッチョイイ俳優さんでした。
南伸坊さんの挿絵が可愛い☆
投稿元:
レビューを見る
もう少し長くてもいいと思う。墨子について知らない僕でも、中国史に興味がなくても楽しく最後まで読むことが出来たのが良かった。
投稿元:
レビューを見る
映画に影響され読みました。
少ない資料から作話を織り交ぜた娯楽小説。
あっという間に読み終えることができる。
兼愛思想は、現代にも役に立つか?!
投稿元:
レビューを見る
アンディ・ラウ主演の映画も見たけれど、
こっちの方がストイックで好き。
血尿出るまで仕事をしよう!
思想や信念に殉じる心意気がかっこええやんかいさ。
2008.02.10.読了
投稿元:
レビューを見る
墨子は今までよく知らなかった、あまり知ろうともしなかったのですが、この本を読んで興味がわいた。
何事にも用意周到で、見習うべき点たくさんあった。
南伸坊さんのイラストは、ほのぼのしていてステキだけど、この本の鬼気迫る内容にはちょっと合わない気もした。
短くて、さらりと読めた。アンディ・ラウの映画も見てみようと思う。
投稿元:
レビューを見る
墨子は好きな思想の一つです。
やっぱ面白い。
酒見さんの小説はもっと長くていい。
読み手を飽きさせないウマさは、活字好きからすると物足りない。
投稿元:
レビューを見る
酒見さんの作品、二つめ。
ごく薄い本なんですよ。
しかし、この物語の厚さといったら。内容に無駄がないのか、表現に無駄がないのか…
とても面白かった。
投稿元:
レビューを見る
中国の思想家、墨子の教えを引き継ぐ集団、墨家。
その素顔は、戦争の職人。
おもしろかったけど、話は割とあっさりだった。
投稿元:
レビューを見る
実際に戦国時代の中国で暗躍した「戦闘宗教集団」、墨子。
その短くも鮮烈な生き様を描いた物語。
著者の巧みな描写力のおかげで、遠い昔の異国を容易に想像できる。
また、中国の歴史を裏で牛耳っていた墨子の治世術も興味深い。
寡兵で多兵を破るには。新参者が指揮を執るには。
短い小説だけど、ボリュームは十分。
映画化、漫画化もされてるから見てみたい。