紙の本
魚と濃密な人間関係。
2024/02/06 12:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雨宮司 - この投稿者のレビュー一覧を見る
雨鱒が来たら動く、というのは、いわば願掛け。来なかったらどうしていたんだろうかと、非常に大きな疑問が残る。幼馴染みだから心を完全に通わせることができる、というのは実際にあるらしい。双子の間ではこんなケースがあるんだとか。東北方言には手こずったが、慣れてきた頃に第二部が始まって、そこからはスピーディーに読むことができた。ルビを振っていたらもうちょっと早く親しめたかな。フェミニズムの観点から読むと女性が全く描けていないというのは全くその通りで、私もいきなり手話が出てきたのには、正直虚を衝かれた。マスターしていなければ社会生活を送れないから、当然といえば当然なのだが、もうちょっと伏線を張っておけという気もしないではない。自然の変化は、釣り好きの目から見れば非常に納得できる変化・変容で、これは言うことがない。
投稿元:
レビューを見る
言葉の訛りが激しく、読みづらい文もありましたが、雨鱒を通して爽やかな印象と、みずみずしさを感じることができました。英蔵、好きです。ラストは力強いタッチで描かれています。
投稿元:
レビューを見る
聞こえない少女と、聞こえる青年。言葉はなくても心で思うだけで、通じる。普段聞こえる人と話すのに苦労している聞こえない私としては、ありえない!と思いながらも、素敵だと思いました。
投稿元:
レビューを見る
これも映画化なったやつ。これは見ちゃった。見なくてもよかったかぁって思ったり。あの2人じゃ田舎の素朴な感じは出ないね。心平と小百合のすっごくかわぃぃ恋の話。
投稿元:
レビューを見る
BOOK OFFで100円で購入。
以前国語の試験に出たことがあったので。
東北の方言が理解できなくてたまに苦しい・・・・・・。
投稿元:
レビューを見る
何年か前に読んだもの。
幼馴染の純愛というテーマに惹かれ、映画化されると聞いて読みました。
いいお話だし、東北ののどかさが感じられるけど、私個人としてはもうちょっと叙情的な文体が好きなので、この評価です。
夏休みに読むにはぴったりかな、と思います。
投稿元:
レビューを見る
東北弁がなんだかあったかい。
何度読んでも最後は涙が出ます。
婆っちゃとのシーンです。
電車の中で読むときは注意しないと。。。
投稿元:
レビューを見る
まだ映画は見てませんが、綾瀬はるかを想像しながら読破。
可愛らしくて、優しい気持ちになります。
でも、最後がちょっと…かな?
投稿元:
レビューを見る
映画で知って(観てないけど)読みたいと思ってた本。
方言が読みづらくて、なんとなーくな感じで読んだけど、でも面白かった。
なんていうか、エーちゃんが憎めなくていいわ。
映像も見てみたい。
(08/01/22)
投稿元:
レビューを見る
小説にハマってて、次はコレだー♪ってノリノリで買った。
見事に失敗。
読みづらくて
途中放棄。
投稿元:
レビューを見る
残念ながらこの本のイメージはありません。耳の不自由な少女と絵の才能のある少年の初恋の物語。東北のとある村に川がある。そこには毎年、鱒が遡上するという。
投稿元:
レビューを見る
今読んでるー
たしか、玉木さんと綾瀬はるかが出てる映画の原作?
田舎の感じがすごく好きー
投稿元:
レビューを見る
初めて私が涙した本である。
方言での会話がリアリティーを出している。
「恋とはこんなに情熱的なものだったのか」
私は殴られたような気持ちになった。
もう二度と読みたくない程に、悲しい恋物語であった。
投稿元:
レビューを見る
耳の聞こえない、蔵酒の娘と、母も幼い内になくし、絵が好きなんだけどちょっと知能の遅れた二人。
そのふたりは心が繋がり、成長するにつれ、恋と発展。
結婚させたくない父や昔からその娘に思いを寄せる友人にはばかれながらも、2人は村を去っていく。
雨鱒を見つけ、夫婦でいる。それがキーテーマ
ゆったりとした穏やかなはなしでした
投稿元:
レビューを見る
最近はずっとミステリーを読んでいたので、これを読んだときは「なんて純粋な話なんだろう!」と新鮮な気持ちになれました。
心平と小百合の関係はとても素敵であたたかい。
よくある純愛もののパターンでしたが、最後まで飽きずに読めました。
映画もぜひ観たいです。(私が読んだ表紙は、玉木宏と綾瀬はるかの映画バージョンでした)
ただ、会話はすべて東北なまりでなかなか慣れず、最初は物語にまったく集中できませんでした。。
全部読んでなまりに慣れたわけではないけど、「絵っこ」「婆っちゃ」とか言葉がかわいかったです。