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プロテスタンティズムの倫理と資本主義の《精神》 みんなのレビュー
- マックス・ウェーバー (著), 梶山 力 (訳), 安藤 英治 (編)
- 税込価格:5,280円(48pt)
- 出版社:未来社
- 発行年月:1994.11
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紙の本
これぞ、傑作ホラー
2000/12/14 20:52
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ばいきんまん - この投稿者のレビュー一覧を見る
読書家なら、一度は名前を聞いたことのあるマックス・ウェーバー。代表作にも数えられるこの本、普通の人なら難しい本だと敬遠して、手に取ることもないでしょう。
実際、むずかしい(^_^;)。でも、我慢して読み進めていきなさい。すると最後には、ウェーバーがキングやクーンツといったホラー小説の大御所にひけをとらない「作品」を書いていることがわかるでしょう。
宗教改革の後、プロテイタントの神様がどれほど冷酷なまでに禁欲を強いたか。冷酷な神にご愛顧を得るために信者がどれだけ苦労したか。そんな神へ帰依の道が、どこをどう間違って、金儲けに精を出す「資本主義の精神」に変貌していったのか……。
怖いぞぉ……背筋が震えるぞぉ……ホラーは小説やマンガや映画だけにあるわけじゃないのだ。論文だって、立派なホラーになる。
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