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フクロウ探偵３０番めの事件 みんなのレビュー
- ジェームズ・マーシャル （作・絵）, 小沢 正 （訳）
- 税込価格：1,540円（14pt）
- 出版社：童話館出版
- 発行年月：１９９５．７
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紙の本
構造もなかなか本格的で楽しめる作品
2001/08/20 06:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：呑如来 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学校中級向きのこの一冊。しかしながら登場動物の個性がうまく書き分けられており、推理小説の楽しさは十分味わうことができました。もし子供がこの作品を読んだなら、加速度的に推理小説へのめりこむこととなるでしょう。
フクロウ探偵のエリナー・オウル（女性）と助手の猫ポーズ（男性）の組み合わせは、フクロウ好きにも猫好きにも微笑ましく、“世にも美しいめんどり”であるマリエッタ・チキンは、なんとヨガを極めようとしているという先進的なありさま。著者の描いた挿絵もとぼけた良い味を出しています。
伏線の示し方や、モゾモゾ一家が何なのか最後まで語らないところなど、小説手法的にも素晴らしく、心地よい余韻を残すのに一役買っています。
紙の本
読書好きになるきっかけに！
2016/06/15 18:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：楽しい家庭菜園♪ - この投稿者のレビュー一覧を見る
七面鳥の経営するホテルに集まった様々な客と、そこで起きる事件と謎。
客として居合わせたフクロウの名探偵エリナーが、相棒ネコのポーズと事件解明に動きます。
個性的なキャラクターがいい味を出している。
怪しい出来事が徐々に事件へと発展していき、
読んでいくうちにどんどん先が気になっていきます。
動物を擬人化して描かれた話で、小学生の子供も『面白かった』と言う感想。
推理する部分が、小学生でもわかりやすかったそうです。
わりと短めの章にわかれているので、少しずつ読むのに適しています。
小学3年生くらいが、読書の入門として読むのにちょうどいいかもしれません。
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