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永遠の仔が良かったので、買ってみた家族狩り。辛過ぎて読めない自分に驚く。小説としては、生々しすぎるし、もう少し客観性(突き放した視点)が欲しいと思う。
書き直した五部作の方は、まだ読んでいない。
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こういう内容を文章にしていいのか
と衝撃を受けた。残虐というよりも心の傷を抉られ続けた感触。この本が世の中に存在していること自体が個人的には恐怖。『永遠の仔』の方は泣ける人がいるだろうなぐらいにしか思わなかったけど。
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僕が人にしてあげれることなんて、きっとほんの少しなんだろう。でも、それでなにか変わることが出来るかもしれない。僕にだってなにか出来るんだ。そんなことを教えてくれました。
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ああああああ
いやだった!!
でも ここまで病ませるとかえって真実味にかける気がする。フィクションだからよかったけど 怖い本だ。刑事さんの奥さんがさいこうに怖い やだやだ
改訂版をさらに読んでみたいところでございます。怒りに任せた初版本だというからね。
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怖かった・・・重かった・・・
殺人のシーンがグロイし、何かこういう本読むとますます子供生む気なくすよ・・・永遠の仔はもうちょっと救いがあったし感動したのにな。
2006.4.7
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鎌を持った手が闇から突き出ている表紙イラストがなんとも言えない圧迫感。愛と暴力と子供達の祈りで三題噺、といっても「永遠の仔」とは全く別方向の荒々しさが横溢する。読んでいていたたまれない気分になるのもまた一興ですよ。ちなみに文庫版はもはや別物らしい。読んでませんが。
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文庫化にあたって、内容が改変されたらしいので、単行本の本を探しました。現実に異常すぎるような事件が毎日発生するような現代においては、別にどうというほどの本ではないと思った。
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グロテスクなはじまりで、
「これはホラーか・・」と危惧したけど、ものすごくストーリーがしっかりしてる。
ひとりひとりの内情がとてもリアルで「他人事じゃない」と感じさせられる。
本人も、家族も苦しい家庭内暴力。切り抜ける力になるものは。
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<きっかけ>昔、予備校時代に講師の方がお薦めしてた本です。
<コメント>ドラマ化もした「永遠の仔」の作者天道荒太氏の作品です。
第9回山本周五郎賞受賞作品です。
家庭崩壊をテーマにした本で、かなり重い内容です。
心理描写・風景描写のリアルさにあっというまにのみこまれあれこれ悩みながら読みました。日々のニュースを見る限りどこにでもありそうな家庭崩壊。それだけにいろいろと考えてしまう一冊です。
プチおすすめです。
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この人のミステリはミステリにみえない。
家族物。感動できます。
でも、なんとも、恐すぎる。
07/03/28
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まさに地獄絵狂気の世界。この殺し方は「殺人鬼」並みかもしれないな。それでも、案外犯人に同情する面もあるような気がするのが不思議(同意はしません。そんな「愛」なんていらないし)。
登場人物のほとんどが、「家族」というものに対して何らかの形で病んでいるのだけれど、その病みっぷりは恐ろしいというより、むしろ哀しい。相当えぐいわりに、実はしんみりとした哀切な物語なんじゃないかと思える一冊。
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イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387161869.html)山本周五郎賞(1996/9回)
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不可解な家族連続猟奇殺人。その奥にひそむ、家庭内暴力・家族崩壊など社会の中で発生する様々な問題。
暗い、気持ち悪い、恐ろしい。確かに今の日本では、こういうことが起こりそうだし、実際によく発生している。こんなんじゃ子供を生むのが怖くなる。でも、最後の最後になってハッピーエンド過ぎ?
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殺戮シーンが半端なくグロく、終わり方がホラー。
犯人が誰なのか、なかなか分からない書き方はミステリー。
家族の在り方、夫婦の在り方、社会のなかの個人の在り方、
愛とは、幸せとは、その辺を考えさせるあたりは社会派。
詩的表現があちこちにあり、そこを読むと俳句が思い浮かぶ。
なかなか分厚い本ですが、アッというまに読みました。
まぁ・・・とにかく、ただの感想としては【馬さん最低!!】
( ・_ゝ・)<社会派フーダニット
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星五つ。でも正直言うとどう”評価”していいのか分からない。 「家族」に潜む闇の部分をこれでもかとエグル…。でも、それほど”突飛すぎ”に思えないのが、怖い。サスペンスミステリーに分類されるのかも知れないが、この物語がはらんでいるものは、もっと黒くてもっとゴツくてもっと重い。長編だけど、どの一文からも重いメッセージが伝わってくる。 とてつもない重量の作品だ。