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帯文:"実在のメディア王の対決" "タウンゼント「世界制覇を狙うメディア王」マードック VS. アームストロング「無一文から身をおこした新聞王」マクスウェル"
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ちょっと物足りないかなぁ・・・
メディア買収の2人の大物。
実話とフィクションを融合させているようでしたが
自分としては不完全燃焼さが残ってしまったなぁ
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熟れた果実が腐っていくのを見るのは忍びなかったが、その実がどのように落ちるのかは、少し興味を惹かれた。一方は地に落ち、一方はそのまま腐り続けたようだったけど。
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(上巻より)
そういう意味では、
新聞を買収する前までの二人の人生の方が面白かった。
とくにルブジが自分の才能を生かし、
ナチスの手を逃れて、生き延びるところは圧巻だった。
また、有能な秘書が長年ルブジにつくしたにも関わらず、
あっさりとくびにされ、しかも退職金も払われなかった仕返しに
敵方に情報を与え、
退職金代わりにしたのには胸がすく思いだった。
しかも、秘書としてこちら側で働いてくれ、という追加のオファーを
もうモンスターの下では働きたくないと
断ったのも見事だった。
むかし読んだ「カインとアベル」という小説に似てるな、
と思っていたら、同じ著者だったとは。
事実80%のせいか、こちらの方が面白い。