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紙の本
漢籍の奥深さがわかりました
2021/02/27 18:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:信州人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
京都の国立博物館で真蹟を見たので興味を持ち、本書を読みました。
原文と現代語訳、解説が並行して書かれ、巻末には真蹟の写真まで掲載されており、大変わかり易くかった。
漢籍の奥の深さを教えてくれる1冊でした。
紙の本
文選読みをやってみるなら
2021/06/06 01:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
解説で著者の木田氏が共著者であり、
また学問の師でもある小川環樹氏についての
思い出を語っている部分が、本文以外では
読みどころです。
元になった豪華な装丁の単行本とは異なり、
智永の真蹟本の影印は、巻末にまとめて
おさめられています。
紙の本
千文字かと思ってた!
2020/07/26 11:36
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Ottoさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本は漢字文化圏である。その漢字または熟語として百済の和邇(ワニ、王仁とも書く)が「論語」とともに「千字文」を伝えたと古事記(中巻)にあり、同様に日本書紀(巻10)には応神天皇16年(我が国古代の紀年に従えば、西暦285年)だという記述があるそうである。中国本国での千字文成立が、作者とされる周興嗣の没年が西暦521年なので日本伝来は、西暦285年はありえないが、平城宮跡の木簡から千字文の断片が見つかっており、8世紀初期であることは確実である。
千字文は、一字の重複もない四字句(四言)の250組で、文字を習う教科書、書道のお手本として流行し、日本にも伝えられた。論語、老子、荘子などから取った成語、故事が多数含まれているそうだ。四書五経を漢文で素読していた江戸時代ぐらいまでの文人はもっと身近なものと感じていたかもしれないが、浅学の私が四字熟語として知っていたのは、夫唱婦随ぐらい。常用漢字でないものも相当あり、現在では、従来通り書道家のお手本ぐらいの値打ちかもしれない。
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