投稿元:
レビューを見る
「この本を書くという、途方もない仕事にとりかかるまでは、ぼくのイギリスの歴史に関する知識ときたら、街のそこらのおじさんとくらべても、はるかに貧しいものだった(連中の程度は知ってるだろう)。しかし勉強をはじめてみると、やればやるほど、いかに大事なことを知らずにきたか、痛感させられた。ぼくたちのご先祖様というのは、実に魅力的、血に飢えていて、ご縁につながるだけでも大変な幸せというような、かんばしくない連中だということがわかったんだ。これからみんなに読んでもらうのは、すべて専門家に聞いたこと、あるいはほかの本に書いてあったことだ。歴史についての見方というのは、人それぞれだから、ぼくはちょうど真ん中あたりを取るようにした。でもこれはぼくの本だから、ぼくにとって一番面白い話を選んでいる。とにかくぼくにしたら、この歴史の本を楽しんでほしいんだ。もし間違って、何かを学んだりしても、ぼくの責任じゃないからね!」気の利いた前書きだと思ったけれど。私が街のそこらのおじさんぐらいにはイギリス史に通じていれば面白く読めたのだろうが、この薄っぺらい本にずいぶんたくさんのことを詰め込んでいて目まぐるしくてたいへんだった。血に飢えたリチャードやヘンリーだのエドワードが他人の頭をちょん切りまくって現在の大英帝国があるということは重ね重ねよく印象づいた。
投稿元:
レビューを見る
歴史が面白くない、あるいはそうさせたのは誰だ? 元「歴史落ちこぼれ」のイラストレーターが途方もないイギリス史を書いてしまった。ありとあらゆる人物・事件をイラストと文で笑いとばす抱腹絶倒のイギリス史。
削除
投稿元:
レビューを見る
歴史が面白くない、あるいはそうさせたのは誰だ?
元・歴史授業落ちこぼれのイラストレーターが、歴史上のエピソードをざっくばらんな語り口で笑いのめした、ユーモアと皮肉と愛情たっぷりの途方もないイギリス史を書いてしまった。ありとあらゆる人物・事件をイラストと文で笑いとばす抱腹絶倒のイギリス史。たくさんのイラストが、またまた笑えます。
投稿元:
レビューを見る
イギリスの歴史をそれなりにやって理解してこそ、この本は面白いんじゃないかと思う。世界史でやった部分は「そうか笑」となったけれど知らない部分はやはり異文化地域のジョークを聞く気分(?)。相手の文化を知ってこそそれが面白い、というのがあると思うのでこの本はいつかイギリスについてもう少し詳しくなったときにもう一度読みたいなあ。
投稿元:
レビューを見る
とにかくイギリス人がフランス人を嫌いなことはわかった。あとわりとドイツ人も嫌いなことはわかった。ダジャレが寒いこともわかった。原題の"bloody"が2つの意味で座布団一枚なのも理解した。でもイギリスの歴史は全く頭に入らない、そんな本。
投稿元:
レビューを見る
強制収容所のヒント与えたのもイギリスなの?全ての元凶はイギリスなんじゃないかと思えてきました。戦ってる歴史しかないしさ!
投稿元:
レビューを見る
スコットランドの独立騒動が気になって読んだ。入門書かと思ったけど、そうじゃなかった。あらかじめイギリス史に関して通史的な知識を持ち合わせていないと、何が面白いのか全然わからない。断片的な知識しかない自分は断片的にしか面白くなかった。絵はかわいい。
投稿元:
レビューを見る
英国の歴史をテキトーなことばで語る。ユーモアと皮肉とちょっと笑えるイラスト付き。英国史の流れがなんとなくわかる。
投稿元:
レビューを見る
同じ名前の王子が何度も出てくるから混乱して家系図見ながら読んだ
流れは理解しやすい
訳者の人も言ってたけど、皮肉たっぷりに書きすぎて事実が間違っているという本末転倒な事が起きてるのでエンタメ程度に読むといいと思う