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しゃきしゃきっと気持ちのいい随筆集。昭和30年頃、西日本新聞に連載されていたものをまとめた本。ちょっと空いた時間にも読めるところもいい。
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まだまだ途中なのですが、これは素晴らしい。はまりそうな予感。
こんな言葉のチョイスができたらとくやしく思う。
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和の佇まい、ものを大切にする
日本ゆかりの美意識が表れていて父上の幸田露伴氏、幸田文さんも好きです。
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昭和34年1月26日〜5月5日まで100回、西日本新聞に連載された。途中、美智子皇后陛下のご成婚があり「美智子様へ」「よきご出発」「お行列」を書いている。日常の出来事を鋭い視線でしかし愛情をもって見つめている。
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見開き1ページのエッセイ。
他愛のないことをどうしてこの人はこういう風に表現できるんだろう。
何回読んでもおもしろいエッセイはそんなにない。
寝る前のお供としてベッドサイドに置いてます。
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短い随筆の薄い本なので
出かけるとき持って出る本が思いつかないときに
これを選ぶことが多い。
すっきりとした日本語で、日常のことを
さらさらと書いてある。
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書店で見つけたので購入。
短編随筆集なのでちょこ読みしやすそう。
台所に置いて読んでいこうかな。
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ときどき荒っぽい言葉が出てくるなと思うと方言なのか。
妙に文章に馴染んでるのは幸田文さんにとって使い慣れた言葉だからなのか。
実直な文章で好き。
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日々の生活の中で心に留まった物事を、飾らず丁寧に掘り下げて描いています。言葉遣いも著者の生きていた当時の日常言葉をそのまま使っていたりしていて、独特のリズムがあり、味わい深いです。その時代を生きたという実感を強く感じさせる著者の随想に、心の深い所が揺さぶられます。
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この方の文章は綺麗ですね。
文章が上手い、と言うか表現が独特。
するりするり、と文章に取り込まれていく感覚がなんとも
上手いなあと唸らされます。擬音も面白い。
ただ、見開き2Pの文章がつらつらと綴じられているのでいっぺんに読む本じゃあないですね。連載されていたときのように一日一篇づつ読み進んでいくのが本当の読み方かも。
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私の中で彼女に勝るエッセイストはいねー!と思っています。武田百合子も好きだけどね。今回のものも日常の取り留めのないことを美しくかつ生活感を取り入れながら書いているから素晴らしい!
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幸田文による〈ちゅんちゅん、ぺちゃくちゃと自分勝手なおしゃべり〉百日の手帖、西日本新聞連載(昭和34年)連日連載百回分。改めて…いやはやお見事!日に一編これほどのものが書けるんだ、でもそれは雀のおしゃべりなんだ……。ほんとうに、今あらためて、つくづく読み返したい。雀つながりで、タイトルからして「動物もの」にも分類しておきます。
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幸田文いわく「ちゅんちゅん、ぺちゃくちゃと自分勝手なおしゃべりをした」100日分のエッセイ集です。
幸田文の文章は不思議で、ちょっと読むといいなと思い、もっと読みたいと欲が出るのです。その欲が出たところで、こうした短文のエッセイ集を一気読みすると、物足りなく感じてしまいます。だから、もっと文章を大事にして、一日に一つ二つ読むくらいがちょうどいいのでは?と思うことがあります。
そうはいっても読みだしたら、とまらないんですけどね。
詳しくは http://d.hatena.ne.jp/ha3kaijohon/20120418/1334733305
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古き良き日本の習わしや言葉が散りばめられてとても素敵だし、幸田さん独特の言葉遣いも魅力があって面白い。
短編集なので読みやすいけど、少しずつ味わいながら読み進めていきたい本。できれば100日とは言わず、365日それぞれの季節感全てを幸田さんの言葉で読んでみたかった。
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幸田露伴を父に持つ著者が、昭和34年に身の回りの出来事や日常のあれこれを綴った随筆集(10年ぶりの再読)。
その時代ゆえ、「美智子様へ」という現上皇后の結婚に関する項もある。
「御結婚生活は長いのである。きょうははじまりの第1日である。めでたいのは1日だけではならぬ。末ながく末ひろがりでこそめでたいのだからそれは皇太子さま御夫妻も私たちも忘れてはいけないと思う」
結婚式で今でも使いたい文言ではないだろうか。
その他、著者の独特な言葉使いに、新鮮さと温かさが伝わり、思わず書き留めておきたくなる。
「書くとき鉛筆画はにかむ」
「万事にとばずばしている」
「道というものには、前に希望、後ろに哀愁がある」
「ちゃっこいやりかたもある」
「『楽しむ』は『知る』の延長『知る』は『恐る』『慎重』につながる」等々。
言葉へのこだわりが、微笑ましい項もある。
「風邪をひいた・・・私はひく気など毛頭なかったのである。風邪がはいって来てしまったのだけれど、やはり風邪をひいたというのである。熱が出て咳が出て、出ることばかりなのに、なぜひいたというんだろう・・・」