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紙の本
よく知る太公望とはちと違う新しい姿
2002/02/18 23:24
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投稿者:ばんばん - この投稿者のレビュー一覧を見る
太公望というと、白髪の老人の印象が強い。その卓抜した作戦能力と、世慣れた政治ぶりから、そのように思っているだけなのかもしれない。釣竿を針をつけずにたらし、来る王者を待つというようなエピソード、または覆水盆にかえらずということわざの話などは一切出てこない。宮城谷昌光の描く太公望は、若く躍動感に溢れ、完成されたわけでなく次第に成長していく人物である。幼年期から、斉の国を建国するまでの時間を、全3冊で描いているが、少しも長さを感じないどころか、逆にまだまだ長さが物足りないと感じさせるぐらいだ。
宮城谷昌光の描く中国古典の世界にどっぷりつかるには、著名な人物が主人公でもあり、入門的に読むと、これからはまること間違いなしである。
紙の本
少年望の冒険譚
2001/08/27 20:26
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投稿者:ポーリィーン - この投稿者のレビュー一覧を見る
羌族の望という少年が商を滅亡させる大公望になるまでの苦難の物語。とにかく厚くて長〜い話だがまったく飽きさせない。宮城谷のデビュー作「王家の風日」は商側に立った話なのだが、本作と同じシーンがあり、望も登場するのでこちらも併せて読むと一層面白いと思う。
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