投稿元:
レビューを見る
フロベールの他の本読まないといけないですよね。これしか読んだことないから…。感情教育とか、紋切型辞典とか…。
投稿元:
レビューを見る
昼ドラ好きにオススメ。学校の講義で読まされた本ですが、当時流行ってた『真珠夫人』思い出しました。
結局、一番おいしいのは薬剤師。
投稿元:
レビューを見る
1951年仏・小説。本書は風俗壊乱のかどで起訴されたらしい。
華やかさに憧れる女の話。
最後まで、薬屋オメーにむかついた。
登場人物が多くてメモらなければいけんかった。文字が小さくて長かった。8.25-28.
投稿元:
レビューを見る
原題:Madame Bovary par Gustave Flaubert 1856
p173辺り〜
ロドルフとエマの危険な会話と呼応する共進会の演説。これは映画や演劇、あるいはミュージカル(『ボヴァリー夫人』のミュージカルはいかなるものかと思うが…)などで再現してたらどうなるか?
p不明
田舎にとって窓とは都会にとっての劇場や〜のようなもの
2008年2月27日
Madame Bovary, c'est moi.フローベールがあの有名な裁判でどういった意味でそう述べたのかはわからないが、作品の最初の方では私もそう思った。理想、というよりか信じ込んでいた未来が、実は映画や物語の中にしか存在しないことを知った時の失望感を私も知っているからである。しかし私はいつしか諦めることを知ったものの、エマは様々な危険を冒しながらもそれを追い続けた。そしてその結果決定的な逃避を選んだのだろう。でも私はエマを愚か者だとは思わないし、シャルルが悪い夫だったとも思わない。二人とも一生懸命に生きた結末があまりにも無残であっただけである…
投稿元:
レビューを見る
3度目のチャレンジ。
最初の数ぺージで中断していた作品。
名作と言われているけれど、面白いと思えなかった。
きっと不倫が特別なことではなくなった世の中だからかもしれない。
フレーズはきれいだった。
投稿元:
レビューを見る
私ってなんであんな駄目な男と付き合ってしまったのかしら…
そんな事を考えているそこの奥様!これを読めばエマを共感出来るはず!
夢見がちなエマが一つの結婚の間違いから転落人生を追ってゆく
妄想はいいけれどホドホドに。
素敵なラブロマンスなんてないのさと乙女の夢をぶち壊す作品です
原語は文章が綺麗で女の子ファンが多いです。
きっと皆エマと同じ境遇に居たんだろうね
投稿元:
レビューを見る
ちょっとエマにはついていけなかった…というのが第一印象であり、最大の印象。恋や華やかな生活にあこがれるのは分からなくもないけど、結局最後は借金に苦しむのかぁ。
あと、手形のやりとりがいまいちよく分からなかった…です。
投稿元:
レビューを見る
エマの人生を一言で表すとすれば、現代の昼メロドラマ。出版当時は風紀上の問題を引き起こしたようだが、不倫も浮気も珍しくない今となっては、内容はそんなにすごいというわけではない。でも、全体的に綺麗なのと、本能の赴くままに突き進むのは少しばかりうらやましい。
投稿元:
レビューを見る
●エマは教養もあるし、現代なら離婚して仕事をして1人で生きるか、恋人と一緒になるか、もしくは夫とカップルカウンセリングに通って結婚生活をどうにか続けたかもしれない。
●エマはたぶん鬱病。
●19世紀半ばの話にしては、誰もかれもに信仰心が見られず、生活についての俗っぽい関心しかないのが不思議だった。
●ものの見方が全体的にダーク。フローベルは半ば引きこもりだったようで、引きこもりから見た世間というふうにも考えられる。
●フローベルはエマに共感していたのか(エマは私だ! と言ったとか?)それとも罰したかったのか。
●マルクスの娘のエレノアも仏語版から翻訳している。
投稿元:
レビューを見る
・面白くなかったとは言わないが、やはり長いのが問題だ。飽きてしまう。
・一番最後がボヴァリー夫人が絡む最後でなかったというのは衝撃だったかもしれない。
・この作品はスカートを履いたドン・キホーテと言われている。
投稿元:
レビューを見る
いいひとなんだけどすごくつまらない人っている。
善良すぎて毒気がないというか。
そういうひとと結婚したら退屈だろう。
エマのように、刺激が欲しくなって、
異常な量の贅沢な買い物に走ったり、
舞踏会に繰り出したり、不倫愛に狂ったり。
そういう気持ちもわからないではない。
けれど人生のほとんどは舞踏会とか熱い恋愛で
構成されているわけではなく、
生活で構成されているわけであって。
その生活を人々は愛し、あたたかな気持ちを持つ。
そういう気持ちがわからないと
ずっと現実逃避を続けることになるのかなと思った。
でもエマは逃避しきって終わったから
それはそれでいいかと思う。
哀しいけれど、一貫性があって、
やりきった感のある人生。あっぱれ。
投稿元:
レビューを見る
ロマン主義の金字塔。シャルルの欠点は"そこにいることだ"・・・男性視点で語るとシャルル、本当に残念。19世紀の貴族・放埓社会に憧憬を抱く女性を見事に描いている作品。
p391引用
"愛している人を中傷すればいくらかその人との間に溝ができてしまうものだ。偶像に手をふれてはならない。金箔がはげて手に残る。"
投稿元:
レビューを見る
田舎医者ボヴァリーの妻エマが、単調な日常に退屈し、生来の空想癖から虚栄と不倫に身を滅ぼす悲劇を描くリアリズム文学の傑作
投稿元:
レビューを見る
大分前に買ってあったのですが読み出すまでに時間がかかりました。
それにしても昔の(ちょっと良いところの)ご婦人というのはそりゃあ暇だったんだろうなあ…と思いました。それこそ貧乏人だったら考える暇も退屈している時間も無く生活に追われますがある程度の余裕があって特にすることもない人生。ボヴァリー夫人の生き方は決してほめられたものではないですがそんな時代に閉じ込められてしまった彼女には同情します。
が、一番可哀そうなのは旦那さんですよね。何のかんの言って。
投稿元:
レビューを見る
夏は古典が読みたくなり、ボヴァリー夫人を読んでみました。有名な本ですね。田舎の医者と結婚した美しい妻エマが、単調な生活に退屈し、不倫と散財を重ね身を滅ぼすまでを描いた小説です。
本のタイトルとだいたいのあらすじは知っていましたがきちんと読んだのはこれが初めて。外国文学を読むには登場人物の把握をするのに力が要りますね。でも読み進めていくうちにストーリーに入っていけます。(展開が気になって場面の説明などの描写は斜め読みでした。)
感想は、あらかじめ決められていたような悲劇的な結末でしたがおもしろかったです。悲劇的ですが予想されていたためか悲しくはありません。逆にこれで主人公が幸せになって終わったとしたら疑問が残ったと思います。
物語を読んでいく楽しさはストーリーが見えないという点もあるでしょうがわかりきったお話を(分かりきった結末を)展開し、それでも最後まで読者を引き付けられるのは作者の力によるものでしょうか。
不倫がもたらす周囲の人も巻き込む悲劇を改めて思い知らされました。どうして不倫に走ったかについて主人公の夫の魅力のなさを主人公は挙げていますが私にはとても魅力的に映りました。どんな時でも主人公を愛し、優しくあろうとする姿は目立たない魅力かもしれませんが誰でもできるわけではありません。主人公がこの魅力に気づいていたら、平凡な生活に幸せを見つけられたかもしれませんね。