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紙の本

電子楽器の動作原理を紹介。サウンドエレクトロニクスの啓蒙書

2000/07/22 06:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:宇野  俊夫 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 電子楽器が,まだまだアマチュアでも手が届き,自作できるものであることを改めて教えてくれる。電子楽器の仕組みに興味がある人や,楽器用の各種エフェクターが何をやっているのかなど,使うだけでなく,もっとアクティブに音楽を楽しもうという人向けの啓蒙書。
 専門家向けではないが,電子回路について少し予備知識があったほうが分かりやすいだろう。あるいは,回路の細かいことは抜きにして,音の三要素(周波数,波形,音量)を電子回路で操作し,音を合成したり,変化させたりという,原理のエッセンスを拾い読みするだけでもよい。電子楽器やDTMなど趣味の音いじりがもっと楽しくなるはず。
 製品解説書やハウツー本が多い中,本書のようなハードウエアを扱う本が少なくなった。若い読者が本書で啓蒙され,やがて本格的に電子回路を学ぶきっかけともなればすばらしいと思う。
 アンプ,発振回路については,比較的手に入れやすい組み立てキットをもとに,動作原理を解説するなど電子回路の初歩の手ほどきに,それなりのページを割いている。フィルタ回路以後は,動作の概要を回路図抜きで簡潔に説明しており,電子回路の知識が特になくても読みやすい。反面,ホビーエレクトロニクス書としては物足りなさを感じる。たとえば,CDのサンプリング周波数がなぜ44.1KHzなのか,という見出しはあるが,具体的な解説はなく,人間の聴覚は15Hzから20KHzまである,という音響学的な定説とよく対応している,という説明に留まる。電源回路やMIDIインタフェースのハードウエア,楽器に欠かせない調律の話題などがないのも気にかかる。つまり,本書で電子楽器作りの基礎が理解できるわけではないし,かといって,冒頭のアンプや発振回路のやや詳しい解説は,電子回路の予備知識がない読者を遠ざけてしまう。そういう意味で,網羅的で間口が広すぎて,かえって読者対象があいまいになってしまったのは残念。
(C) ブックレビュー社 2000

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