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おもしろくなくはないんだが。万人にオススメできるものではないです。いつ終わるともしれない微妙な言い回しの独り言が続く。でも、その言葉はあくまで自分にしか向かっていません。
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次女のことと夫のことが鮮明に記憶された。夫はわたしの中では人間でなく白鳥みたいな形してるのよね。コンピュータにむかう白鳥。ピアノをたんたか弾くんだけど、素人間違える白鳥。次女は、過食状態の「お腹がすいてるんでなくて、頭から上の、好奇心のみで食べ物を口に運んでいる」という描写がすごい。最後の空港でのシーンもかなり鮮やかに入ってきた。
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親にとっての子供というのは、たとえそれが自分が産んだ子であっても本質的には他人でしかないという事実を赤裸々に描いている。
だからと言ってそこに愛情が全くないのかと言えばそうではなく、そこにはともに(それぞれの)人生を歩むものとしての仲間意識のようなものが確かに存在している。
一見、ちょっと変わった親子を描いた作品と思われそうだが、実は親と子の本性を洞察している作品だと思う。