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●事態をあるがままに受け入れよう。・・・起きてしまったことを受け入れることこそ、どんな不幸な結果をも克服する出発点となる
●最悪のことを受け入れてしまえば、どう転んでも儲けもの!
●悩みのタネを抱えた際の3つの公式
①「起こりうる最悪の事態とは何か?」を自問する
②やむをえない場合には、最悪の事態を受け入れる覚悟をすること
③それから落ち着いて最悪状態を好転させるように努力すること
●悩みの9割を追い払う方法
①悩んでいる事柄を詳しく書き記す
②それについて自分にできることを書き記す
③どうするかを決断する
④その決断を直ちに実行する
●「そはかくのごとし。かくあらざるをえず」フランダース語。オランダ・アムステルダムの古い寺院の碑銘
●長い人生でどうしても不愉快な立場に立たされた場合、その立場を天命として受け入れ順応させるか、一生を台無しにしてまで反抗し神経衰弱になるか、選択は自由
●「ものごとをあるがままの姿で受け入れよ。起こった事を受け入れることが不幸な結果を克服する第一歩である」哲学者ウィリアム・ジェームズ
●天命を受け入れ、それと調子を合わせる
●「盲目であることが悲惨なのでなく、盲目状態に耐えられないことが悲惨なだけだ」
●変えられないことを受け入れる心の平静、変えられることを変えてゆく勇気、それらを区別する叡智
★ストップ・ロス・オーダー:歯止め。逆指値注文。損切り注文
●政治的な勝利、地代の値上げ、病気の全快、長い間留守にしていた友人の帰還、このほか種々の外部的な事象は人間の精神を高揚させ、幸せな日々が到来するような予感を抱かせる。これを信じてはいけない。そんなことは決してない。自分に平和をもたらすのは、ほかならぬ自分自身なのだ
●「肉体の腫瘍や膿瘡」を取り除くよりも、心の中から誤った考えを取り除くことのほうに気を配るべき
●「決心」することで即座に感情を変えることはできないが、行動を変えることは可能。そして行動を変えれば、感情も自然に変わる
●「私が今日これから会おうとしているのは、おしゃべりで、利己的で自己中心的で、恩知らずの人間どもだ。だが私は別に驚きもせず、困ってもいない。そんな連中のいない世界など想像できないのだから」マルクス・アウレリウス
●人間は生まれつき感謝を忘れやすくできている。だから絶えず感謝を期待していることは、みずから進んで心痛を求めていることになる
●しかし、なぜ子供たちは感謝しなければならないのだろうか-親がそのようにしつけもしないのに?むしろ感謝しないほうが、雑草のように自然なのだ。感謝とは、いわばバラの花のようなもので、肥料や水をほどこし、はぐくみ、愛し、保護してやらねばならないのだ。もし私たちの子供が恩知らずだとしたら、だれを非難すべきか?多分、私たち自身だろう。私たちが他人に感謝することを教え込まなかったとしたら、子供たちに感謝してもらえるはずがないではないか?
●われわれは自分に備わっているものをほとんど顧慮せずに、いつも欠けているものについて考える
★刑務所の鉄格子のあいだ���ら、ふたりの男が外を見た。ひとりは泥をながめ、ひとりは星をながめた
●「幸福は快楽ではない。それは、ほとんどの場合勝利である」ハリー・エマソン・フォズディック
●「人生でもっとも大切なことは利益を活用することではない。それならバカにだってできる。真に重要なことは損失から利益を生み出すことだ。このためには明晰な頭脳が必要となる。ここが分別ある人とバカとの分かれ道だ」
●「われわれの敵の意見は、われわれに関する限り、自分自身の意見よりも真実に近い」アインシュタイン
●仕事をしながら休息をすることを覚えること
●目を閉じて、静かに目に言ってやる。「休め、休め。緊張をほぐせ。しかめっつらはやめろ。休め、休め」1分間、静かに何回も言い続ける
●フラグを立てたメールがすぐに処理できない場合は、2週間経ったら消す!
●「あたかも」幸福であるようにふるまうこと。「あたかも」自分の仕事に興味を持っているようにふるまえば、そのちょっとした仕草によって、あなたの興味には真実味が加わる出あろう。そのおかげで、疲労・緊張・悩みは軽減するであろう。
★仕事に興味をもつことがあなたのためになるということだけを考えて欲しい。あなたは人生から得る幸福を倍増させることができるかもしれない。なぜなら、あなたは起きている時間の半分近くを仕事に費やしており、その仕事に幸福を発見できないのなら、幸福などどこにも見出すことはできないであろう
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『ナポレオン・ヒルの成功哲学』をご存じの方も多いはず。その作者であるナポレオン・ヒルに成功哲学のビジョンを与えたアメリカ合衆国の石油王であるデール・カーネギーが書き下ろした人生の生き方を教えてくれる1っ冊です。
人生で悩んだり、壁にぶつかったときにどのように対処すればよいのか?を偉人達の経験を具体例に挙げわかりやすく解説してくれています。
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前評判で期待しすぎだったかも。かなり宗教的だけど、すんなり入る感じはしました。病気までほんとによくなるかはわかりませんが、悩みすぎはよくなく、心を前に向けることの大切さを改めて感じた本でした。他にも『何事にも感謝の気持ちを忘れずに』、『人を喜ばせることを考える』など日々の生活で忘れがちなことを気づかせてもらいました。
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1、「起こりうる最悪の事態とは何か」と自問すること。
2、やむをえない場合には、最悪の事態を受け入れる覚悟をすること。
3、それから落ち着いて最悪状態を好転させるよう努力すること。
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悩みに対する対処法がまとめられた本。
以下、心に残った言葉、活用出来そうな法則。
・「今日一日の区切りで生きる」(ウィリアム・オスラー)
≒「明日を思い悩むな」(キリスト)
明日を配慮はしても、思い悩むのはダメ。毎日が新しい人生、一日を精一杯生きる。
・「人生とは生きることの中、つまり毎日毎時間の連続の中にある」(スティーブン・リーコック)
・今日という日に目を向けよう。
昨日は夢に過ぎず、明日は予感でしかない。
精一杯に生きた今日は
昨日を思い出に、明日を希望の見取り図とする。
(「夜明けへの挨拶」カーリダーサ)
・ウィルスHキャリアの悩み解決の公式
①最悪の事態を予想
②その結果に従う覚悟をする
③事態を好転させるよう自分の時間・エネルギーを集中させる
=失うものはなくなり平安な心が手に入る
・悩みを分析するための3段階
1.事実の把握
2.事実の分析
3.決断、実行
悩みは混乱を招く。判断の根拠が不十分なうちに騒ぎ立てるな。
まずは客観的事実の収集。(自分の感情や+-は考えない)
問題点・その原因・解決策を書き出すことで情報整理。
・「ひとたび決断を下し、実行あるのみとなったら、
その結果に対する責任や心配を完全に捨て去ろう」(ウィリアム・ジェームズ)
・心の中から悩みを追い出すには
忙しい環境に身を置くこと。
悩む暇をなくし、空虚・絶望からの脱出。
・平均値の法則の活用
不安の種になっている事柄が実際に起こる確率はどのくらいだろうか?
・過去を建設的なものにする
過去の失敗を冷静に分析し、何かの足しにする。
・「我々の人生とは、我々の思考が創り上げる」(マルクス)
・感謝の念は平和と幸福をもたらす精神状態を作る。
恵まれていることを挙げてみよう。
・自分の持っているもので満足しよう
自分に備わっているものを顧慮せず、欠けているものについて考える傾向は悲劇であり、不幸をもたらす。
・「人生の目標は2つある。1つは欲するものを手に入れること。2つ目はそれを楽しむこと。」(ローガンPスミス)
・自己を発見し、自己に徹する。他人は他人である。
自分は自分らしく振る舞うことが重要。
・「我々の弱点が思いがけない程我々を助けてくれる」(ウィリアム・オスラー)
マイナスをプラスに変える力を!
・「真に重要なことは、利益を活用することでなく、損失から利益を生み出すことだ。
このためには明晰な頭脳が必要となる。ここが分別ある人とバカ者との分かれ道だ。 」(ウィリアム・ボリン)
・疲労を忘れ、若さを保つ方法
1.悩みを信頼できる人に打ち明けることで悩みの軽減。
2.ノートに感動した詩、言葉、引用文を貼っておき、気分が優れないときに見直す。
3.他人の欠点にこだわらず、良い点に目を向ける。
4.今晩寝床にはいる前に明日のスケジュールを作る。
5.緊張と疲労を避け、リラックスする。
・疲労と悩みを予防する方法
1.疲れる前に休む
2.物事の優先順位を付け、1つずつ片づける
3.興味と情熱を注ぐ。
4.何事も楽しいと思い込ませる。
「今日は、昨日思い悩んだ明日だ」
「少々の悩みは永遠という観点で見ればちっぽけである」
「昨日は耐えた。ならば今日も耐えよう」
「落ちるところまで落ちたら、後は上に行くだけ」
「時間が多くのことを解決してくれる」
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Amazonでの評価が非常に高いので購入してみた評価道理素晴らしい内容であった。
この本に出逢ったことによって自分の考え方が非常に変わりました!
本当に素晴らしい本です!
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この本の内容が、現代の社会や私の生活場面にすべてそのまま当てはまるということは決してないでしょうが、本質的・普遍的なものをどれだけ読み取れるかが重要なのでしょう。
気軽にできそうな悩み解決の方法をちょっと試しただけでは、当然ながらすぐに効果が出るわけではありません。ただ悩みは千差万別なので、人によっては読むだけで大いに気づきを得られる可能性があります。
私個人としては、通しで2回読んだら、なんとなくあまり悩まなくなったような気がしますが、すこし思考停止ぎみかもしれません(苦笑)。
こういう本の内容を本当に自分の血肉にできるようになれればいいのになあ。
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悩まないためには、常に自分を忙しい状況におく必要があるとのことです。どうでもいいことで悩む必要は無い。実際に起こるかどうかも分からないこと、自分の手の届かない部分は切り捨てて生活していこうと思います。しかし、私は一日の終わりに最低30分くらいは、のんびりとどうでもいいことを考える時間が欲しいと思ってしまいます。
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4「悩みの分析と解消法」はGTDと通ずるところがある。「混乱こそ悩みの第一理由なのだ」とあるが(P72)、どうしようと悩んでるときは大抵頭の中が漠然としていてもやもやしているのである。これがプレッシャーをかけストレスになる。
徹底して気になることや事実を網羅して把握することに集中することが大事である。
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ヘコんだ時に読んだら元気を貰える、栄養剤みたいな本です。すごく楽な気持ちになれるし、何より読みやすいです。人は今日の分のジャムしか食べられないのに、明日どれだけ分厚くジャムを塗れるかを考え、昨日塗れなかったジャムについてばかり考えてしまうとかそういう
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いかに悩み続ける事で悪影響が出るかの事例と解決法。悩み続けるよりは行動に移し事態を改善させるかの指南本。
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この手の啓発本は既に結構読んでるので目新しさのあるところはあまりなかったのだけど、本来こっちの本のほうがオリジナルなわけで、そういう意味でもこの本も読んでおいてよかったと思う。ただ著者も書いている通り、1回読んで知識として知るだけではダメで、習慣化して初めて意味があることばかりなので、繰り返し読んで思い出さないとだめだなぁ。
[読書録]====================================================
■1悩みに関する基本事項
過去と縁を切ることです。息絶えた過去など、死者の手に委ねましょう。
明日のことは配慮すべきである。最新御注意を払って計画し準備すべきである。だが心配するには及ばない。
私たちが最悪の事柄を受け入れてしまえば、もはや失うものはなくなる。裏を返して言えば、どう転んでも設けものなのだ。
■2悩みを分析する基礎技術
「人間は施行する努力を省きたいために、ありとあらゆる方便に頼ろうとする」。既に考えていることに合致する事実ばかりを探しまわり、他のすべてを無視してしまう。
悩み事があったら、2つの質問とその答えとを文字にしてみる
1悩みの種は何か
2それに対して、自分は何が出来るか
1問題点は何か?
2問題の原因は何か?
3幾通りの解決策があって、それらはどんなものか?
4望ましい解決策はどれか?
■3悩みの習慣を早期に断とう
人間はあまり忙しくないと、心が真空に近い状態になりやすい。
1現在、自分が悩んでいることは実際にどの程度の重要性があるか?
2子の悩みに対する「ストップ・ロス・オーダー」をどの時点で出して、それを忘れるべきだろうか?
3この呼子笛にたいして正確にはいくら支払えば良いのか?既に実質価値以上に払いすぎていないだろうか?
過去を建設的なものにする方法はひとつしかない。過去の失敗を冷静に分析して何かの足しにする。後は忘れ去ることだ。
■4平和と幸福をもたらす精神状態を養う方法
<我々の人生とは、我々の志向が創り上げるものに他ならない>
私たちが敵に憎しみを感じると、むしろ自分自身が敵に支配されることになる。そしてその支配力は私たちの睡眠、食欲、血圧、健康、幸福にまで及んでくる。私たちの憎悪は少しモテ期を傷つけないばかりか、かえって私達自身が苦しみを味わうことになる。嫌いな人について考えたりして、一分間たりとも時間を無駄にしないことだ。
恩知らずに対して憤慨と自己憐憫にふける代わりに、何故少しも感謝されなかったのかを、まず自問すべきである。
幸福を発見したいと願うなら、感謝とか恩知らずなどと考えずに、与えるという内面の喜びのために与えるべきである。
就職希望車の犯す最大の誤りは、本来の自分ではなくなることだ。警戒心を解き、率直な態度を取るべきなのに、彼らはしばしば相手が望んでいると思う答えをする。だが、これは何の効果もない。誰もまがい物など望んでいないからだ。
運命がレモンを暮れたら、それでレモネードを作る努力を使用。
■5悩みを完全に克服する方法
「悩みに対する最大の良薬は宗教的信仰である」
今日では精神分析医でさえ新しい福音伝道者になっている。彼らは私たちに、来世で地獄の業火を逃れるために宗教的な生活を送れと説くのではなく、現世で胃潰瘍や狭心症、神経衰弱、狂気を免れるために宗教的な生活を送るように勧告している。
世間には宗教を婦人、子ども、説教者のためのものとみなしている人々がいる。彼らは自力で戦い抜くことのできる「男らしい男」であることを自慢にしているのだ。
祈りは、私たちがなんのために悩んでいるかを言葉で正確に表現する助けになる。自分一人ではなく、誰かと重荷を分担しているような感じを与える。行為という積極的な原理を強制する。これこそ行動への第一歩である。
■6批判を気にしない方法
「低俗な人々は、偉人の欠点や愚行に非常な喜びを感じる」
■7披露と悩みを予防し心身を充実させる方法
健康な座業労働者の疲労の原因は、百%が心理的要素、すなわち情緒的要素である」
「私は仕事の成果を測るのに、一日の終にどれだけ疲れているかではなく、どれだけ疲れていないかを基準にする」
感銘を受けた作品のために、ノートか切り抜き帳を用意すること。その中に、あなたを感動させ向上させる歌や引用文などを貼っておく。それを気分が乗らない時に見る。
机の上は綺麗に。返事を出していない手紙、報告、メモが散らかっている机は、一見しただけ得も混乱、緊張、悩みを引き起こすに十分である。
「問題に直面したとき、決断に必要な事実を握っているのだったら、即刻その場で解決すること。決断を延期してはならない」
■8私はいかにして悩みを克服したか
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これはいわゆるベストセラーであり、万人に知られる名著である。大学の最後までとっておいたデザート的な一冊だったのだが、読みながらその言葉のひとつひとつが訴えかけてくるようで、読んでいながらにして捨てられない一冊になる予感を感じさせてくれた。カーネギーが言うように、書いてあることは何も新鮮な光を放つものではなく、どちらかというと日々の行為を見直し、改めて考え直す機会を提供しているものである。永く読み続けられる本とは、新鮮な生きのいい情報のものというよりも、がっちりと根をはった大樹のようなものであるとそんな気がした。同じ言葉なのに安っぽくなく、熟成された威厳のある風格を醸し出している。言うなれば、これはワインのような本なのかもしれない。年をとるたびごとに、その独特な味わいや含みを感じさせ、いつまでも人を飽きさせない。ボジョレーのように長置きはせず、その場で味わうものももちろんいいのだが、洗礼された重い口当たりはあるが、個を主張することなく、何かを感じさせて離さない。そんなワインに出会ったような幸せが、この本からは強く感じられた。
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「道は開ける」というタイトルは少しこの本にそぐわない気がする。
むしろ原題の「How to stop worrying and start living」の方がよっぽどわかりやすい。
この本は、自分が悩んだときどのように解決していけばいいか、あるいは他人の嫉妬に対してどのように対処すべきかなど、まさに人生の壁を乗り越えるための原則が書かれている。
様々な本の自己啓発はここから派生したのではないか?と思うほど内容は広く、また深い。
同じロングセラーの「人を動かす」と同様な形式で描かれていて、一つの原則に対して複数の実例を紹介する形式である。これがまた汎用性がある例で、自分にも似たような経験が見つかるから不思議だ。
僕は「賢人」という意味では、D・カーネギーはドラッカーより勝ると思う。
ドラッカーは社会に必ず存在する組織に対するマネジメントに焦点を当てたため、ビジネス以外の人々からも多くの人々に愛読されてきた。それゆえ、彼はマネジメントの祖であり、全てのビジネス本の古典的存在として君臨することになった。
一方、D・カーネギーは人が生きる際に必ず問題となるコミュニケーションや心の悩み、問題解決に焦点を当てている。この世を生きる全ての人に当てはまる問題を取り扱い、ドラッカー以上の長い年月に渡って人々に読まれ続けてきた。こちらは全ての自己啓発本の祖であると評される。
最近「もしドラ」の影響で、バフェットやコトラーで同様の本を次々に出しているようだが、僕は間違っていると思う。なぜなら、よりビジネス色の強いこの二人を日常生活に当てはめても汎用性がないしビジネスマン以外共感できにくいと思うからだ。
むしろ、人々の生活全てにかかわるカーネギーの本を「もしドラ化」すべきだ。ドラッカーと同様に様々な人の座右の書となるに違いない。
3ヶ月に1回は繰り返して読みたい本である。これは僕のできる最大評価の表現だ。
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同じ著書の『人を動かす』ほどの感銘は受けませんでした。
なるほど、こんな考え方もあるだなあ。程度に頭に入れて置くといいかも知れません。