紙の本
レトロ!
2019/06/14 08:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
とってもレトロなイラストに惹かれて、図書館で借りて小学生の息子に読みました。
ひとり読みにも最適だと思う文字のサイズでしたが、ところどろこにルビがふっていない漢字があったので、読み聞かせしました。
おしゃべりなゆわかしがしゃべったお話 というていで進んで行きますが、とてもおもしろくてドキドキワクワクでした。
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この話を読んで、おもしろかったけど少しこわいところがありました。それは人形が動くところです。もし、自分の家で人形が動いていたら、ふるえてねむれなくなると思います。
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小さい時に読んでずっと覚えていた本。息子が初めてひとりで読んだ本ということもあり、印象深い。人形のお姫様を力を合わせて救出するシーンはどきどきワクワクする。独特のタッチの絵がいい味出してる。
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子供の頃から読み続けていたお話です^ ^
想像力豊かな子供の頃には、
しんけんに物語の中に入り込んだのを覚えています!!
子どものときに、いろんな物語と出会うことっ
て、心の成長を大きく左右すると思います!!
ぜひ、ぜひ、子どもたちに読んでもらいたいです。
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初版は昭和44年。復刊シリーズらしい。
たぶん子どもが親戚に買ってもらってた。
というか私自身も子どもの頃読んだ記憶がある。
コロポックルシリーズで有名な(アニメもあった)佐藤さとるさんの作品。主人公は湯沸かし(ヤカン)で台所が舞台だけど(あとがきに「台所童話」と)ジャパニーズトイストーリーと言えるかもしれない⁈そういや「おもちゃのチャチャチャ」もそうか…。
子ども2人(本作では姉と弟)と両親という一家。刊行当時の典型的な核家族じゃないかな?両親はほぼ出て来ないが、椅子の数が四つだから。
男の子はいたずらっ子で、姉の人形を冷蔵庫の奥に隠してそのまま忘れてしまう。やはり台所のテーブルに置き忘れられた、おもちゃのロボットが、その人形の声を聞いて目を覚ます。そのうち、台所のモノたちも動き出し、子ども部屋のおもちゃ箱から次々にやってきたおもちゃ達と協力しての救出劇。途中、水を飲みに来た男の子がやってくるあたりは、ベタだけど「やっぱりこういうことないとね⁈」という感じ。
湯沸かしという呼び方もさることながら、今はヤカンがないお家も多いんじゃないかな?電気ポットとか、温水も出る給水のヤツとか。挿し絵の台所家電が、懐かしすぎる。村上勉さんは他の佐藤さとる作品の挿し絵も手掛けられてる方だよね⁈
そもそも冷蔵庫がワンドアだし。さすがの私も、記憶の一番遠いところにあるタイプだ。今の冷蔵庫は取手がないから、現代が舞台ならどんな展開になるだろう⁇ 昔の台所はこんなだったんだよと絵を見ながら祖父母が孫に読んでやる本になっちゃったところもあるだろうね。
とりあえず私的には最初の「ちいさくてきれいなだいどころがありました。いつもきちんとかたづいています。」で、アイタタ…となった。すみません、大きくもない昭和からの台所ですがいつもは片付いてないです。