メイプルスの戦い
2015/11/08 17:18
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投稿者:しましま - この投稿者のレビュー一覧を見る
「優勝」がちらつき始めてもメイプルスは相変わらずメイプルスだった。広岡監督も『甲子園の空に笑え』の時と変わらず。七転八倒しながらも選手には見せず、いよいよという時になると悟りきった坊様のように明鏡止水の境地にいる。
同時収録の『ヴァンデミエール 葡萄月の反動』も秀逸です。
川原流プロ野球!
2020/04/05 16:27
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
あの広瀬真理子監督が帰ってきてプロ野球女子チームの監督に。
これだけでも面白いのに選手みんな個性的。
そんなみんながかざる有終の美。
必読。
メイプルズ、かく戦えり
2015/08/30 18:47
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投稿者:バナナ屋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
リーグ戦終盤、「優勝」の二文字が見え始め、熱く燃え上がるメイプルズたち…とならないのが、さすが!川原先生です。
併録の短編「ヴァンデミエール 葡萄月の反動」も素晴らしいです。
健気な女の子は皆、報われて欲しい。
がんばれメイプルズ
2002/06/27 13:11
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投稿者:スピカ - この投稿者のレビュー一覧を見る
瑠璃子さんは女をやめてもう男として生きていくのだろうか?
バーテンとしてひっそり生きていくのか?
そんな中、魔球を完成させる芹沢。
メイプルズはペナント戦には勝つことができるのだろうか。
芹沢だけじゃちょっと…。
やっぱり瑠璃子さんがいないと!!!
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あの広岡監督が今度はプロ野球界に殴り込み!新球団として発足したのは女だけの球団(約1名アヤシイのはいるが)スイートメイプルス。変わった経歴の女性達がプロ野球に挑みます。
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感想はこちらでひとまとめ。
http://booklog.jp/users/ohsui/archives/1/4592883195
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男に戻った神尾さんが想像以上にいけめんです。きっと普段の女装姿もかわいいに違いない。
劇的、奇蹟、大団円。よかったね よかったね 野球が好きでほんとによかった。
しかしなんで日本シリーズをやらずに終わってしまったのだ。リンクスとの試合みたかったなー。
「ヴァンデミエール―葡萄月の反動」は、これまで読んだ川原漫画の中でいちばん涙を流したかもしれん。弱いんだよこーいう、忘れてたものが蘇った、みたいなの
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しゅうこさんが、紘子さんに「こんなんで許しちゃだめだよ!」と言っていたのがよかった笑。仁科夫妻の馴れ初めが読みたいですねー。
あと蕗ちゃんが階段に座りこんでしまうのに泣いてしまった。うう、蕗ちゃーん!覚くんが迎えに行ってよかったよお。
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仁科夫婦、よかったね。
向き合えたね。
そして何より巻末のヴァンデミエールが
面白かった。
いつもの川原さんぽくて。
素朴で一生懸命な主人公がいい。
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日本シリーズを見つつ。
ほんとに男女の体格の差がないよなぁ……と思ってしまう。
意図的なのか、そうではないのか。
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再々々読くらいかな?
好きなんですよね、川原作品。
ユルくて、面白くて、それでいて結構泣ける(コレ大事!)ってところが。
巻末の短編「ヴァンデミエール 葡萄月の反動」もいいですよ~
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日本初の女性のみ(オカマもいるが…)のプロ野球球団が大活躍する1シーズンを描いたお話。
登場人物たちが本当に面白いし、出てくる野球選手たちも当時を知っていればわかる人ばかり。
さすがにこれだけのメンバーで優勝は…って気持ちはあるけれど、現代のおとぎ話としては最高だと思いました。
仁科夫妻が最後に若いするのも良いし、四つ子の流花ちゃんと球団フロント(ってサイドは1人もいないが…)の立花さんが最後に「一緒に歩いて行きましょう」って言っているのは良い意味で意味深だし、伏線はきちんと回収されているし、やたらと薄い内容で引っ張る漫画家が多いなか、この分量にこれだけの内容を入れられるのはさすがだと思いました。
また巻末に収録されていた『ヴァンデミエールー葡萄月の反動』が、素晴らしかった!
短編作家としてのカーラくんの凄味を見たような気がしました。
とにかくヴァンデミエールが素晴らしかったので、☆5つにしちゃいます!
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2019.8.24市立図書館(次女)
初の女性プロ野球チームメイプルズのお話の後半+短編「ヴァンデミール 葡萄月の反動」、事故で記憶を失ってこどもに戻ってしまった男性とその夏休みのお世話バイトを引き受けた女子高生の話。
山あり谷ありピンチを乗り越えてではあるものの全体としてはお気楽にのほほんと創設した年にリーグ優勝を達成してしまうという夢物語ではあるけれど、絵空言ともいい切れない真理を感じるおわりかたでよかった。
終盤で憑き物が落ちたように無欲になった広岡監督をみて立花社長が言った「優勝旗とか…俗っぽい名誉や功名心なんかよりもっと価値のあるもの」って、まぁ女の子ならではのしなやかさというのも大きいのだろうけれど、なによりきっと男女を超えて「好き」や「楽しい」という気持ち、そして監督(スタッフ)と選手との信頼関係があって選手一人一人が尊重され大切にされていることから1+1が2以上になるチームの状態なのだろう。野球チームの話だけれど、教室や企業も同じなんだろうなぁ。