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紙の本
先進4カ国の職場での性差別を追い,実際の事件を通して社会の病巣に法的なアプローチで迫る
2000/11/01 12:16
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
セクシュアル・ハラスメントについて,法的な根拠から先進国間の職場の性差別を問い,さらに比較検討を加えるのが本書の狙いである。民族,文化などの違いゆえに,セクシュアル・ハラスメントの問題は,各国でその法的整備に差異が生じている。
たとえば,米国では,公民権法に基づいた性差別としてセクシュアル・ハラスメントを位置づけ,フランスにおいては,新刑法典にセクシュアル・ハラスメント罪を制定し,労働法典に被害者の雇用保護と予防措置を定めている。
わが国日本はというと,セクシュアル・ハラスメント事件の判決が続々とおりたことも手伝い,判例研究を中心に法的議論は高まる一方だ。しかし,この言葉が生まれた国,米国の影響をもろに受け,米国の議論を善しとする意見が圧倒的多数を占めている。
また,他の国にくらべて比較的早い段階から対応のなされてきた英国は,職場において直接規制する法律が存在しないまでも,雇用に関しては,性差別禁止法や雇用保護法が適用されている。
(C) ブッククレビュー社 2000
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