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紙の本
食べて笑って豊かな暮らし
2002/01/10 19:30
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投稿者:かけだし読書レビュアー - この投稿者のレビュー一覧を見る
いやぁ、なかなか面白いですこの本。食事シーンの描写で思わず生唾ゴックン状態になったり、お茶目なイタリア人のキャラに笑ったりと、イタリアに馴染みの深い作者自身が実際に食べたり取材(4年間もかかってるそうな)をしながら書いた内容を楽しみながら、ふと考えさせられる一冊。せわしい現代人が失いつつある本当の豊かさについて書かれた生き方の提案書。おすすめ。
紙の本
スローフードはおいしいのはまちがいない。
2001/02/03 07:20
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投稿者:ミオメロディ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近話題になっている(糸井重里も推奨している)スローフード運動。誰が、いつ、どのようにして始めたか、その背景は、彼らはどんなことを提唱しているのか、をイタリアの自然と食卓を背景に紹介。だから説得力があるなあ。おまけに4年間の取材の結集だそうです。スローフードに興味のある人におすすめ。
紙の本
スローフードな人生!に出会いたい
2001/08/21 19:20
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投稿者:密偵おまさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
私たちが“食べる”ということを大切にしなくなったのは、いつの頃からだろうか? この本に登場する人々は、「どこでどんな風にどんなものを食べるか、ということは、いかに生きるか、ということと同じだ」ということを教えてくれる。
ボスニアやロシアでボランティア活動をする人、山の上の修道院で居場所を見つけられない若者とともにチーズを作る牧師、里子と一緒に牧場を営む夫婦、などなど、様々な人と著者は実際に彼らの住処をたずね、食卓をともにし、いっしょに体を動かしている。
彼らはけっして、単なる“高級食材”を作ろうとしているわけではない。自分が口にして「おいしい」と思えるもの、自分の子供に安心して食べさせることができるもの、そういうものを作ろうとすると、どうしても昔ながらの手間隙かけた「もの作り」にならざるを得ないだけなのだ。
かつては当たり前だったことが、いつの頃からか、“とてつもないこと”になってしまったのは、なぜだろう? それは、決してこの本で紹介されているイタリアだけのことではない。日本でも同じことだ、ということに少しずつ今、みんなが気づきはじめている。そのきっかけをくれたのが、この本だったのではないだろうか?
ブラの町の年に一度のお祭りに行って、一緒に楽しみ、一緒に味わってみたいと思う。そして、自分自身の“スローフードな人生”を見つけたいと思う。
紙の本
2000/8/13朝刊
2000/10/21 00:16
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投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
北イタリアの小さな田舎町に本拠を置く非営利組織(NPO)「スローフード協会」。「我々の穏やかな悦びを守るための唯一の道は、このファーストライフという全世界的狂気に立ち向かうこと」と宣言し、豊かな食生活を提案する団体を、ノンフィクション作家の著者が四年をかけて取材した。
ゆっくり食べればいいというのではなく、ファストフードの不買運動でもない。著者が出会う人々は、質のよい食品を失わないために小生産者を擁護し、ワインによる町おこしを支援し、街のカフェを誇り、何より手作りの会食を大切にする。そう、「なぜか、うまいものを食べることは、人を寛容にするからだ」。「マクドナルド化」と称される、世界的な文化の均一化現象をくい止めるには、極めて気が効いた運動だ。「死ぬまでに後何回食事をとるのだろう」と日々思う人に薦めたい。
(C) 日本経済新聞社 1997-2000
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