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紙の本

博多弁の小説

2003/03/13 21:54

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐々木 昇 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 武田鉄矢率いる「海援隊」が「母に捧げるバラード」で博多弁を全国に広めたが、まさか火野葦平が半世紀以上も前に「博多弁」を駆使した小説を朝日新聞に連載していたとは驚きだった。
 それも、現在の博多っ子すら使わないような古典的な方言が出ており、どこかに注釈でも入れてもらわなければ理解できないのではと思った。
 しかしながら、火野葦平自身が見聞きしたもの、体験したものを高木家の人々に重ねて脚色されており、それが見事に日本陸軍の創設からを描きだしているのがおもしろく、陸軍という巨大な組織を頂上からではなく、当時の庶民の視点で捉えているのが良かった。
 余談ながら、火野葦平と同じ福岡出身の中野正剛、緒方竹虎といった朝日新聞が生んだ政治家もこの小説の中の博多弁の会話を楽しんでいたのではなかろうかと思った。

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