投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
初めて読んだ林作品。 エロ過ぎ。自分勝手な主人公が反省する日は来ないだろうが、自分ばかり損をしていると思っている奴は本当の幸せは分からない。感謝や思いやりが無いんだもん。まさにバブルに浮かれたままの幼稚な女性像。結末に元亭主が幸せになったことが救いだが、主人公が惨めに終わったら読後感も良かったのに残念。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
「夫以外の男とのセックスは、どうしてこんなに楽しいんだろう。」
32歳の麻也子は、はたから見ると
それなりにいい夫がいて、それなりにいい生活をしている。
夫の航一に対する不満は、我慢できなくないくらいにみえたけど、
学生時代に不倫していた広告会社の野村と、
秘書をしている会長が可愛がっている音楽評論家の通彦
2人と不倫をする。
そして離婚をして通彦と再婚する。
で、やっぱり通彦との結婚生活にだって満足できず、
また野村との不倫を再開。
たぶん麻也子はどんな相手でもどんな生活でも
満足しないんだと思う。
超勝手だけど、超わかる。
しようと思って不倫できるくらい、綺麗で魅力的なオンナでいる麻也子は見習いたい。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
表現とか言い回しがとても繊細で、情景が思い浮かぶ。
中流階級の人たちの贅沢な恋愛ごっこみたいな感じなんだけど、
麻也子の強かさに狡いとか寂しいとか感じるけど、結婚してもこれくらい外見に磨きをかけて人生やっていくのもいいな、と憧れたりした。
でも航一の方が絶対にいい旦那さん!
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
主人公は極端すぎるけど、未婚の私でも共感する場面は度々あった。共感というのは間違いかも、単なる主人公への親近感かな。私だって同じ状況ならば同じようなことを感じるかもしれないという親しみ。というか親しみに似た一抹の不安。こんなふうにはなりたくない…。
両親を見て、この本を読んで、改めて色々考える。誰しも一度は妻や夫以外の人に心傾くことがあるのか、どうすればそうなることなく夫婦が仲良く一番の存在でいることができるのか、が最近の私のテーマなので。子どもがいれば違うのかな。子どもが成人したら一緒?うーむなかなか理解はすすみませぬ。
本作を読んで思ったのは、結婚して専業主婦になるにしてもやっぱりそれなりの趣味や仕事は大事。やりがい、生きがい、存在意義。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
罪に対する行為の具体性ではなく、精神の具体性を教えて欲しい、と友人に言ったところが中々共感できた 。
けれど読み終わった時、自分は麻也子に味方は出来ず、この人は生涯悲劇のヒロインでいるしかないと思った。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
以前読みました。
結構面白かったです。
何となく主人公の気持ち分かっちゃうんですよね。。
あんまりそれってよくない気もするけど(笑)
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
林真理子さんのドラマ化作品『anego』に続き、
こちらもドラマ化されてたので読んでみました。
麻也子みたいな女は苦手だな。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
以前TVドラマになった本ですね。
(アタシはTVは見てないのですが。。。)
確か、去年旅行に行くときの飛行機の中で読んだ本だったかな。
アタシは主人公の麻也子には共感を持つような作品ではなかったけど、林真理子さんの本をもっと読んでみようかな~と思うような本でした♪
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
今頃の若い主婦ってこんなものでしょうか?
素晴らしい結婚のゴールなんて絶対にないんだよね・・・・。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
友達が読んで面白かった、というのを思い出して読んでみた本。
なんとなくテレビでやっていた内容は知っていたんだけど、ああ、そうそう、こんな話だったっけ?と言う感じ。
でもなんとなく・・・麻也子の気持ちがわかってしまう私はだめ?
バブル時代を生きた、女子大生たちがオトナになったころの話なんだけども。
何を隠そう、バブルがはじけたあとにワタシは、18になり、不景気真っ只中。
そんな世代だけどもあたしは、バブル時代の女性と同じような生活を一時期送ったからこそ、その気持ちがわかるのかも。
そして倦怠感漂うその夫婦間のやり取りなんかも、結婚したこともないあたしが、あぁ、そうそう、なんて共感できちゃう
結局は刺激がないと、女はふけちゃうし、楽しくないのよね。
女性ホルモンバシバシ鍛えられる一冊かもしれません。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
激しく強いものが麻也子を襲い、ひとときどこかへ連れ去ってくれたら、この問いはしばらく鳴りをひそめるかもしれない。
私って本当はついてない人間なんじゃないだろうか。 37
夫を好きじゃなくなったら、誰かを好きにならずにはいられないじゃないの。女って、そういうものでしょう。 79
麻也子は性の快楽を求めているわけではない。夫以外の男から渇仰され、求められたという事実だけで、あとの残りの日々を機嫌良く暮らせるような気がする。 82
受話器を通す声に、ありったけの知恵をこめた。全くこんな楽しい頭の使い方は久しぶりだ。 84
抱負ということは希望ということであろう。希望は秘密と同義語だということを、この女は知らないのだろうか。秘密を皆に披露する者などいるはずがないではないか。 103
当然のことのように男がつかむ伝票というのは、ひとつの幸福の形である。誠意や優しさなどというよりももっと強いかたちだ。 124
女のコという語感は麻也子の耳に心地良く響く。 125
麻也子は男が自分とだけ「悪さ」をしてほしいのだ。二番目、三番目の「悪さ」をされるのは、麻也子の矜恃が許さない。男の貞操など要求しない代わりに、初めての罪の意識は、自分との関係によって芽生えて欲しい。つまり麻也子は純情な不倫をしたいのであるが、これは大層難しいものだということはすぐにわかる。 157
麻也子のさまざまな言葉は、空中に放たれることなく、体に戻ることが多くなっていく。それは発酵して、ぶくぶくと嫌なにおいの泡をたてているようだ。 177
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
連ドラだった、あの話。
どろどろ。
なんだか満足感がない。
ラストも微妙。
結婚生活、不倫、熱愛、離婚。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
まずは映画を見て、世界観が好きで原作を読みました。
もともと林真理子さんは好きな作家さんなんですけど。
女ってね、そうなのよね。
よくばりな生き物なのよね。
って実感させられる作品です。
でももっとうまくたちまわってもいいのではないかと。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ヒロイン麻也子と周りの登場人物が、少し前の自分を見ているようで心が痛くなる。。
男性をステータスで見るところとか、自分勝手なところとか。自分のエゴから身近にある幸せやチャンスを逃していくところとか。
『私だけがすごく損をしているらしい』
『内部の空虚さや空しさ』『二度結婚して分かったけど、男の人ってそんなに違わないものね。』
心から相手を互いに愛していない恋って、空虚な関係でしかない。
そこからいかに脱するか。勇気を持って、抜け出さないと。
他力本願ではなく、自分の人生は自分で切り拓かなくてはね。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
主人公の気持ちがよく分かる。女の人って恋愛至上主義の人いるからなぁって思う、それはいくつになっても変わらないきがした。