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紙の本

『世界はとっくに滅んでいる』

2001/06/20 12:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みやぎあや - この投稿者のレビュー一覧を見る

 クラスメイトたちとは何となく馴染まず、サボリもすればカツアゲにも手を出す俊平と、マジメな優等生の長谷川。一見なんの共通点もない二人は席が近くなった折にしたちょっとした会話がきっかけで、そこそこのつきあいが続いている。
 阪神大震災が起こったとき、二人はその悲惨さに驚いたのではなかった。メディアが次々と送り出す刺激によって、そんなものにはとっくに慣れていた。彼らが唖然としたのは、自分達が今までテレビやゲームの中でのみ見ていた仮想現実がこうもあっさりひっくり返って現実になったことだった。「スゴイ…」とニュースを見た二人は呟く。二人は明確な理由を見出せないまま引き寄せられるように現地に向かい、そこで初めて自分達が人間として生きていることを実感する。そして…。
 今時のドライな中学生を主人公にして書くと青春小説ってこういう感じになるのかもしれない。サワヤカじゃない。どこか機械っぽく非現実的で、なのに一方ではなまなましい。その思考はつかめそうでつかめず、皆がどこかしら壊れかかっている。ただ、震災後の神戸でのボランティアで自分の中に何かを見出した俊平と長谷川の未来が明るいものであることを願いたい。

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