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夜にみちびかれて みんなのレビュー
- ロイス・ダンカン (文), スティーブ・ジョンソン (絵), ルー・ファンチャー (絵), 成沢 栄里子 (訳)
- 税込価格:1,430円(13pt)
- 出版社:BL出版
- 発売日:2001/02/28
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絵本
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紙の本
これこそ、気高く気ままに生きる猫!
2003/02/05 22:19
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投稿者:山村まひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ずばり、猫を描いた絵本。
それ以上でも、それ以下でもなくて。
「これこそ、猫!」と思える、気高くて、美しい一匹の猫。
「夜はわたしのおでかけの時間」から始まり「夜にみちびかれて」で終わる、詩のような文章に、ちょっとシブめの猫の絵がなかなか良い感じ。
猫好きにお薦めの絵本。
何度も眺めたくなる一冊です。
紙の本
日本語って、カッコいい。ネコも訳もカッコいい絵本。
2002/01/14 08:42
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投稿者:まーしゃ@B◎◎KRACK - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリアスなネコの夜です。「夜はわたしのおでかけの時間」。目は深いブルー、つやつやっとした黒白模様の毛皮をもつネコのおでかけのようすが描かれます。
しんと静まり返った夜。足音をたてずに歩いて、いたずらし、ミルクを飲み、お魚を夢見ます。塀を歩いて、歌を歌い、昼間を夢見ます。かわいがって、とのどをならすわたし。夜になると、ベッドを抜け出し、ひとりを楽しむわたし。月明かりの中、美しいネコの姿が浮かび上がります。
やわらかいタッチで、深い夜の中をひとり楽しむネコが描かれています。全体をミステリアスな空気がおおいます。動いているのは、ネコだけ。暗い中、きらきらっと目だけが光ります。怖いけど、でものぞいてみたい…。
原題「I walk at night」が、「夜にみちびかれて」になるのも、いいですね。日本語って、カッコいい。ネコの魅力が存分に描かれている絵本です。
【B◎◎KRACK】 No.107 2001/11/07発行
紙の本
ひとりで寂しい夜に
2001/06/09 18:58
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投稿者:名護すえ子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだひとりの生活に慣れない。眠りにつくのが遅い心には、銀河系まで連れて行ってくれそうなミステリアスなネコの絵本『夜にみちびかれて』をベッド・サイドに置きましょう。
深い夜空に凛と立つネコ。「夜はお出かけの時間」。ネコの眼が、体が期待に輝く。一面クローバの緑色の世界、緑色の鳥や魚が泳ぐ不思議な世界。ネコの自由感覚に憧れを抱く。もうすでにネコにみちびかれてしまっているようだ。そろそろと夜の空間をネコと一緒に進む。
触れると温もりが伝わってきそうな、フワフワとやわらかそうな毛並み。朝の光を浴びてぶらぶらしているその姿に、愛してくれる誰かの膝に安心して寝そべっている無防備さに、思わず抱きしめたくなる。まぶたを閉じる前に、ネコが体を寄せてくる。「かわいがって。だっこして。わたしをほめて。しかってもいいよ。しっかりだきしめてくれるなら」。ありがとう。また明日…。
(名護すえ子/ライター)
★この書評はコラム「23時のブックタイム」より。
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