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紙の本
キュートナって、誰?いろんな楽しみ方ができる一冊の絵本
2005/05/08 17:26
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まざあぐうす - この投稿者のレビュー一覧を見る
「はいけい。ぼくのキュートナ」で始まるキュートナへの手紙とキュートナへの言葉が対をなす15通の手紙集。
キュートナって、動かない時計をしている。メガネをするとキリッとしてみえる。あるいてて、急に立ち止まる。よわよわしいけど、ちからもち。へんなぼうしがにあう。さむがりなのに、つめたいものばかり飲む。子どもよりもっと子どもっぽい、絵を描く天才。あれしたい、これしたいって、いつもいう・・・。
キュートナって、誰?キュートナって、具体的な人物像とか浮かばないけれど、「ぼく」にとって特別な存在だってことは分かる。「ぼく」が心底愛しているってことも分かる。
もしかしたら、キュートナって、荒井良二さん、あなたのことかしら?
「きみが描く絵ってスゴイね。子どもよりもっと子どもっぽい。天才だよ!」という言葉が胸にキュンと来る。自分の中にいるもう一人の自分にこんな手紙が書けたらいいな。自分のことをこんなに愛せたらいいな。
子どもよりもっと子どもっぽいけれど、スゴイ絵と愛に満ちたユニークな言葉、最初は、手紙だけを読んで、次に言葉だけを読んで、その次に手紙と言葉を比べながら読む。そして、絵だけを見る。いろんな楽しみ方ができる一冊。
「ほのぼの文庫」はこちらです。
紙の本
こんなに想われたいな
2003/01/09 22:00
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:真愛 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は「はいけいぼくのキュートナ」で始まる、15通のかわいい手紙です。そしてこの本は荒井良二ファンの私にとって一番好きな1冊です。
日常的な事の報告の様なのに、そこにはしっかりと「いつもキュートナを想っているよ」と言うのが、すごくよく伝わってきます。荒井氏のマジックでしょうか? もう「キュートナ」の世界にくらくらです。
「ぼく」はキュートナにうまを贈ります。
「ぼく」はキュートナとふわふわデートをします。
「ぼく」はキュートナにすーっごく、でもゆっくり会いたくなります。
「ばく」はキュートナに「おやすみ」を言います。
キュートナへの手紙の合間に、2〜3行程の短い言葉が挟まれています。そこにも「ぼく」の想いが溢れています。こちらは、キュートナへの手紙の内容よりストレートで想いが表されています。
その中でも最後の「おやすみ」の手紙の前の言葉は私の胸に一番響きました。
「ねむれないときは灯台になって
笑顔をおくるよって、きみ。
じゃあ、きみがねむれないときは…」
続きの1行は読んだ方の胸に響かせて下さい。
きっと、「こんなに想われたい」と思う事でしょう。かわいくて、優しい手紙を贈る「ぼく」。こんな「ぼく」の様な人に出会いたいですね。
紙の本
キュートナ
2018/11/06 12:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
荒井良二さんってこんな絵本も描くんだ!
ちょっとびっくりした本です。
15通のラブレター。
いいなーって、キュンとして、うらやましくなりました。