紙の本
アオさんのように
2002/06/21 21:24
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投稿者:mama - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はアオさんが大好きです。大げさかもしれませんが…、この地球の世界中のリーダー達の心に、少しでもアオさんのような強さがあれば、きっとすばらしい世界になるでしょう。世界中の子供たち、大人にも、みんなに読んでもらいたい、そして味わってもらいたい奥のフカーーイ絵本です。我が家のちびっこたちもアオさんのようにたくましく成長して欲しいなー。最後に、こんなにすばらしい作品を残してくれた馬場先生のご冥福をお祈りします。
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優しいアオさん
2017/01/25 06:12
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投稿者:nabe - この投稿者のレビュー一覧を見る
優しいアオさんは、ブドウはみんなで食べようと言います。
独り占めしようとしたオオカミさんのことまで心配して、一緒に食べたいと思います。
大きくてみんなを包み込むような優しさを持ったアオさん。
この本を読んで、子供たちがアオさんのような優しさを身に付けてくれたらいいなと思いました。
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ぶどう畑のアオさんを読んで
2016/09/18 18:52
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投稿者:T.U - この投稿者のレビュー一覧を見る
ぶどう畑のアオさんは凄くお進める本です。 馬場さんにとって最後の作品です。 アオさんの精神面は凄く心を打たれた。
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本当のつよさ
2003/06/01 23:05
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投稿者:jyarumama - この投稿者のレビュー一覧を見る
夢で見た丘の上のぶどう畑。夢からさめたアオさんが
森を抜けて行ってみると、目の前に現われたのは
夢で見たぶどう畑だった。
「みんなにはないしょね」というネコさんに
「やくそくだよ」と言った矢先、出会った動物たちに
うっかり話してしまい皆で行くことになってしまいました。
それでもアオさんは
「みんなで食べたほうがおいしいよ」と、出会った動物たちと
ぶどう畑へ進むのですが、待っていたのは…。
優しい人(動物)とはどんな動物なのか、
ほんとうの力を、優しい文章で教えてくれる
「アオさんのような思いやりをもってくれればなぁ」という
感想を持てる本です。
楽しい事は、一人よりもたくさんの人と。
そんな気持ちも不思議ともてるように感じてくれればなぁ。
優しい気持ちを自然に感じさせてくれる本ですね。
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お気に入り
2018/11/08 19:39
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投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
馬場のぼるさんの絵が好きで読みました。
ぶどう畑という響きがよくて、耳に心地よかったです。
アオさんの優しさに癒されます。
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みんなで食べようね
2017/02/12 15:23
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ぶどう畑。
独占しようとするものも。
みんなで食べようねという姿勢のアオさんがいいね。
みんなで仲良くいっしょに食べるのって美味しいと思うよ。
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6分くらい。
森。夢で見たぶどう畑。猫。キツネ。森の動物たち。みんなで食べるとおいしいよ。狼が独り占め。追いかけっこ。
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小さい時に何度も読んだ本。
ぶどうがおいしそう。
みんなで食べたほうがいい、ってとこが好きだった。
久しぶりに「ねこさん」を思いだした。読まねば。
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アオさんが夢で見たぶどう畑。飛び上がった瞬間に夢がさめてしまってがっかりしましたが、夢で見た場所に行ってみようと歩き出します。すると、本当にぶどう畑がありましたが、まだちょっと酸っぱかったのです。次の日に行くと、狼が俺の畑だと柵をはっていました。狼に追いかけられたアオさんは・・・。面白いお話。高学年でも楽しめるようです。9分
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ウマがとぼけててかわいい。
オオカミもきらいじゃない。
ふるえながら二人を見ているどうぶつたちがかわいすぎる!
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うらわ美術館の「11ぴきのねこと馬場のぼるの世界展」で遺作だと知り、会場の絵本をよんだ
アオさんという馬が、夢の中で見たぶどう畑に行くおはなし
途中でまたまたねこが登場、「11ぴきのねこ」を思わせるずるさだ
アオさんはのんびりしていて、やるときはやるけれど、優しい
他の作品と比べると、線や色が粗めだ
けれど、会場のキャプションにあった通り、ぶどう畑のぶどうが滲んだような紫がきれいだ
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『11ぴきのねこ』の馬場のぼるさんの遺作。練馬区立美術館で開催されていた『まるごと馬場のぼる展』に行く(行った)ということで。
独り占めしないアオさんの、最後の台詞がやさしさを引き立てるなぁ……
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馬のあおさんは夢の中でブドウ畑をみつけました
目が覚めて、夢の通り歩いていくと途中でねこに会い、一緒にブドウ畑に行くことに
どんどん行くと本当にブドウ畑を発見!
でもブドウはまだまだすっぱい
ブドウ畑のことは内緒だよ
また明日来よう!
と約束したものの、キツネに聞かれたあおさんはしゃべってしまい、色んな動物と行くことに
ところがオオカミがブドウ畑を独り占めしていて,,,
あおさんが優しいです
読み聞かせ時間は8分くらい
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やさしいアオさんのはなし。
11ぴきのネコのネコがでてきたような、、、。
みんなで分け合うやさしいきもちって素敵。
アオさんを見習いたいなと思いました
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馬場のぼるさんの遺作となった絵本。
ある日、たっぷり実ったぶどう畑の夢を見たアオさんは、夢で見た場所へ行ってみることにしました。途中で出会ったネコとともに向かったその先には夢でみたのと同じ畑いっぱいのぶどうがあったのです。お腹いっぱいぶどうを食べたネコは「このぶどう畑、だれにも ないしょだよ」と言いますが、次の日またぶどう畑に行く途中、アオさんは出会った動物たちみんなにぶどう畑のことを教えてしまいます。
馬場のぼるさんの特徴であるやわらかい色使いとのびのびとした線はこの作品でも健在で、ふわりとした空気感が読んでいて気持ちいいです。
すぐにぶどう畑のことをみんなに話してしまうアオさん、ほんとは内緒にしておきたかったネコ、それを知って一緒にぶどう畑に向かう動物たち、ぶどう畑を独り占めしようとするオオカミ。それぞれは人間関係おけるメタファーなのでしょう。みんながアオさんのように考えることができたら、という願いが込められているように思います。
オオカミを追い払う役目も、唯一オオカミのことを気にかけていたのもアオさんであることにもそのような「大局的に物事を見る」という考え方が感じられました。
絵柄は同じでも、いままでの作品に比べコミカル度は若干落ちていますし、よりメッセージが強調されたつくりになっています。
馬場のぼるさんの作品には、「迷惑をかけるやつ」や「ズルいやつ」が割と登場します。物語の都合上、彼らは何らかのかたちで罰をうけたり、追い払われたりするのですが、どうもそこには、彼らのことを「許容」したいという目線もあるように私には感じられました。というか、おそらく馬場さんはそういった「迷惑をかける」とか「ズルい」ということは誰だって心のどこかに持ち合わせていて、それがわかっているからこそ、「報い」と「救い」を同時に描いているのではないでしょうか。
「あははは、みんなで たべたほうが、
ずっと おいしいよ」
結局はこの台詞に集約されるのだと思います。そしてそれを絵本の中でさえ簡単には実現しないことに、この作品の尊さはあります。