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紙の本
潔さ、より良く生きるすべを学ぶ本
2006/01/30 05:25
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けれん - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分が中年ならずとも、心を揺るがされる部分があった。「自分にできることは何か、自分にはできないものは何か、自分がこれだけはしておきたいものは何か」の選択をさせられる。ハッとした。
また、なぜ中年は野球が好きなのか?それは、自分の人生を重ね合わせることができるから、いろんな生き方(役割)、上り坂と下り坂、そして最後の迎え方を本当の人生より先に教えてくれる。
「勝利を誇るのは当然であるが、敗北を恥じることはまったくない」この本でgood loserという言葉を知った。著者は「潔い敗者」と呼んでいるが、この言葉が身に沁みて離れなかった。
2度目に読んだとき、「エネルギーの注ぎ口を幅ひろく」とあった。言いえて妙である。確かに日本人一般に何かに固執する傾向があるように思う。仕事以外の家族、地域、信仰、趣味、ボランティアといったものをどれだけ持っているのであろうか。目からうろこが落ちる思いがした。
また「曖昧さに耐える能力」というタイトルで「努力だけですべてが解決するほど、人生は単純でない。」とあり、頭を打たれた。たまには「やんちゃをしてみる」というのも、新鮮であった。
最後の3分の1程度はうつの基礎知識であり、ここの部分は教科書的な内容であり、それほど新鮮ではないが前半の3分の2がこういった話で構成されており、非常にとっつきやすかった。
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