投稿元:
レビューを見る
http://blogs.dion.ne.jp/kuromatu/archives/1294844.html
投稿元:
レビューを見る
超バッドエンド絵本 〜不幸すぎる少女を見続けた黒い物体、あれはなんだ〜
子供はそれを選ぶことすらできず
今ある不幸に乗っかって生きるしかない。
だけど、ギリギリで走り出した少女は
あっけなく、さらなる最大の不幸に見舞われる。
なんとも可哀想な…。
スピード感のある展開と、繊細な絵が素敵だが
どうしても不幸すぎてちょっと…。
と思いつつ、何度も開いてしまう
そんな絵本。
もしかしたら、今の世の中こんな黒い物体みたいなのが、ごろごろいるんだろうな
と思ったらぞっとした。
投稿元:
レビューを見る
意味もなく無残に幼い子どもが死ぬ。
ただ不幸だけを残して無情にも死ぬのである。
そして、何も残らない。
だが、この不思議な感覚を楽しんでみるのも一興だ。
投稿元:
レビューを見る
不幸だ。
これでもか、という不幸に見舞われ続ける女の子。
ゴーリーの細かい挿絵と文章がとっても心に残る一冊。
投稿元:
レビューを見る
タイトル通りの絵本。とことん不幸です。
繊細な絵だからこそ、ここまで不気味な雰囲気が出せるのだと思う。
ラスト、父親に轢かれて死ぬ所では、やるせなさを感じた。本当に不幸。
投稿元:
レビューを見る
なんかもうコレでもかコレでもか!って不幸のシャワー。
幸せなページにもひそむ「不幸」を探すもまた一興。
投稿元:
レビューを見る
何ともやり切れない思いになります。悲壮感漂うゴーリーの絵がステキすぎます。また、1コマ1コマに出てくる小さな怪物がカワイイ!
投稿元:
レビューを見る
苦労や不幸があっても、ハッピーエンドでカタルシスにもっていくのがお話の定型だとすれば、これは、ページを繰るたび不幸また不幸、不幸のどん底へまっしぐらの、型破りなお話。でも、これだけ徹底して悪いことが続くと、「ここまでやるか!」といっそ小気味よく、しまいに笑いがこみあげて、それなりに浄化もされるから不思議だ。有無を言わさずどんどん進むテンポのせいか、気品ある訳文のおかげか、それとも、私たちの心の奥に隠れていた、人の不幸を喜ぶ悪いタネが、意地悪なゴーリーに暴かれての苦笑なのか。
投稿元:
レビューを見る
どうしようもなく救いようの無い話。ここまでやるか、と思うがそこがゴーリーの「らしさ」であり「魅力」だと思います。一枚一枚に工夫のあるイラストは色がなくとも十分過ぎるインパクトがある。不条理を突きつけて来る、居たたまれなさ。子どもに「読ませられない」絵本。
投稿元:
レビューを見る
同じくゴーリーの作品。女の子に次々と不幸が襲い掛かる・・・。ひとつひとつはありえそうなリアルさがある。でもこれだけ連続することはないな・・・。最後はハッピーエンドになりそうと思いきや、やっぱり救われない。大人向けの絵本か。
投稿元:
レビューを見る
ユニークかつおそろしい絵本作品を数多く発表しているエドワード・ゴーリー。独特の音韻とともに、独自のモノクローム線画が読み手にストーリーを染み渡らせます。この絵本の主人公・少女シャーロットの元も子もない人生、善悪問わず理不尽な(ああ本当に!!)その人生にご注目。不幸や死との付き合い方を学ぶいい機会にあるやもしれませんよ。
投稿元:
レビューを見る
解説にもあったけど、ゴーリーの暗い雰囲気の絵がすごくストーリーを引き立ててる。いかにもお涙ちょうだいな感じではない、やっぱり淡々としたかんじ。
投稿元:
レビューを見る
いっそ素晴らしいまでの欝物語。特有の絵と淡々とした雰囲気がよりこの物語を不思議なものにしています。救いは一切ありません。とにかく暗く、でも淡々としているからか『後味が悪い』といった印象はなかったように思います
投稿元:
レビューを見る
タイトルの通り、不幸な子供の話
多分『小公子』のパロディ、だけどこっちには救いはあまりありません
こっちの方が現実的だなぁと思う
けれど挿絵の端っこにいる悪魔っぽい小さな生き物のせいでどこか悪夢的な雰囲気も漂っている
投稿元:
レビューを見る
悪魔を探して、細かな絵の隅々まで眺めてしまう。メインが子供で、尚且つ救いの無い話っていうのがゴーリーの好きな路線なのかなあって思う。