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残酷な現実を絵本っていうオブラートでつつんでお届け。下手な夢物語よりよっぽど残るとおもうけど、そりゃトラウマってやつですか。
でも超おすすめ。大人の絵本。大好き。
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小さな女の子がどんどん不幸になっていく・・。酷い、と思いながらも独特の画風と文章のせいか展開を楽しんでしまっている自分がいた。
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ユニークでときにおそろしい絵本作品を数多く発表しているエドワード・ゴーリー。独特の音韻とともに、独自のモノクローム線画が読み手にストーリーを染み渡らせる。この絵本の主人公・少女シャーロットの元も子もない人生、善悪問わず理不尽な(ああ本当に!!)その人生にご注目。
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性質の悪いリスペクト、というべき一冊。
あの「バトル・ロワイヤル」が某○八先生のそれであるなら、
この「不幸な子供」は「小公女セーラ(あ、実名出しちゃった)」のそれだと言える。
裕福な家庭と優しい両親を持つ少女があっというまに人生を転がり落ちていく話なのだが、
その様たるや急転直下、というかもはや自由落下運動会状態。くだるばかりでのぼらない。しかしありえないか、と問われれば答えに詰まってしまう……うーむ、世界は残酷だ。
最後、というより最期のオチまで、徹底的に救いが無い。心臓の弱い方は注意。
好みがはっきり分かれる作品。そもそもゴーリー自体がそうか。
因みにコレ、久米田康治氏が漫画「さよなら絶望先生」の中で登場させました。
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http://blogs.dion.ne.jp/kuromatu/archives/1294844.html
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超バッドエンド絵本 〜不幸すぎる少女を見続けた黒い物体、あれはなんだ〜
子供はそれを選ぶことすらできず
今ある不幸に乗っかって生きるしかない。
だけど、ギリギリで走り出した少女は
あっけなく、さらなる最大の不幸に見舞われる。
なんとも可哀想な…。
スピード感のある展開と、繊細な絵が素敵だが
どうしても不幸すぎてちょっと…。
と思いつつ、何度も開いてしまう
そんな絵本。
もしかしたら、今の世の中こんな黒い物体みたいなのが、ごろごろいるんだろうな
と思ったらぞっとした。
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意味もなく無残に幼い子どもが死ぬ。
ただ不幸だけを残して無情にも死ぬのである。
そして、何も残らない。
だが、この不思議な感覚を楽しんでみるのも一興だ。
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不幸だ。
これでもか、という不幸に見舞われ続ける女の子。
ゴーリーの細かい挿絵と文章がとっても心に残る一冊。
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タイトル通りの絵本。とことん不幸です。
繊細な絵だからこそ、ここまで不気味な雰囲気が出せるのだと思う。
ラスト、父親に轢かれて死ぬ所では、やるせなさを感じた。本当に不幸。
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なんかもうコレでもかコレでもか!って不幸のシャワー。
幸せなページにもひそむ「不幸」を探すもまた一興。
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何ともやり切れない思いになります。悲壮感漂うゴーリーの絵がステキすぎます。また、1コマ1コマに出てくる小さな怪物がカワイイ!
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苦労や不幸があっても、ハッピーエンドでカタルシスにもっていくのがお話の定型だとすれば、これは、ページを繰るたび不幸また不幸、不幸のどん底へまっしぐらの、型破りなお話。でも、これだけ徹底して悪いことが続くと、「ここまでやるか!」といっそ小気味よく、しまいに笑いがこみあげて、それなりに浄化もされるから不思議だ。有無を言わさずどんどん進むテンポのせいか、気品ある訳文のおかげか、それとも、私たちの心の奥に隠れていた、人の不幸を喜ぶ悪いタネが、意地悪なゴーリーに暴かれての苦笑なのか。
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どうしようもなく救いようの無い話。ここまでやるか、と思うがそこがゴーリーの「らしさ」であり「魅力」だと思います。一枚一枚に工夫のあるイラストは色がなくとも十分過ぎるインパクトがある。不条理を突きつけて来る、居たたまれなさ。子どもに「読ませられない」絵本。
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同じくゴーリーの作品。女の子に次々と不幸が襲い掛かる・・・。ひとつひとつはありえそうなリアルさがある。でもこれだけ連続することはないな・・・。最後はハッピーエンドになりそうと思いきや、やっぱり救われない。大人向けの絵本か。
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ユニークかつおそろしい絵本作品を数多く発表しているエドワード・ゴーリー。独特の音韻とともに、独自のモノクローム線画が読み手にストーリーを染み渡らせます。この絵本の主人公・少女シャーロットの元も子もない人生、善悪問わず理不尽な(ああ本当に!!)その人生にご注目。不幸や死との付き合い方を学ぶいい機会にあるやもしれませんよ。