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魔女と暮らせば みんなのレビュー
- ダイアナ・ウィン・ジョーンズ (作), 田中 薫子 (訳), 佐竹 美保 (絵)
- 税込価格:1,870円(17pt)
- 出版社:徳間書店
- 発行年月:2001.12
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紙の本
悲しいけれど…
2004/08/05 21:38
5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:魔法使いになりたい - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、信用していた人が、自分にとってひどいことをしていてとってもショックだったと思います。
けれど、立ち直りひどいことをしていた人たちを、どうにかして返してやる、事が出来ました。
自分の力を、本当に自分の力にした時、「ぅう、わぁ、よっしぃゃぁ」、よしよしよし・頑張れ・でもなんか可愛そう、など、さまざまな気持ちを、持たしてくれたことが、一番印象的だったのを、覚えています。
この本のシリーズを、4冊買わしてもらい、2、3回読ましてもらいました。
私は、ダイアナさんの本を読んで、思ったことは、出来るだけ覚えておきたいです。でも、1つ、1つ覚えるのは、とっても大変だと思います。
なので、感想を書くのは、忘れないために、そしてコレを読んでくれて、
『魔女と暮らせば』を読んでみたいと思ってくれる方がいれば、より最高です。
もし、こんなことばっか、書いているの、と思う人がいるかもしれませんが、読んでみればきっとあなたにも解っていただけると思います。
紙の本
ユニークな魔法とキャラクター
2003/03/17 23:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:gaoliang - この投稿者のレビュー一覧を見る
一見、私達が暮らしている世界と同じように見えるけれども、魔女や魔法使いが当り前に存在する世界—。この物語は、そんな世界にあるイギリスが舞台となっている。
事故で両親を亡くした魔女グウェンドリンと弟のキャットは、ある日クレストマンシーという人物に引き取られ、彼の城で暮らす事となる。
魔法が使えない気弱な少年キャット。彼は魔法の才能のある姉を慕い、「姉と一緒に平凡な暮らしを送られればそれでいい」と考えていた。
しかし、城に来てからはそんな彼の考えに反して大騒動の連続。
しかもその原因のほとんどが、クレストマンシーに反発したグウェンドリンの魔法によるものだから少々哀れに思えてくる。
そんなグウェンドリンが起こしたある事件をきっかけに、物語は更に波乱万丈となっていくが、その予想外の展開、そして巧妙に張り巡らされた伏線は見事。
もちろん、この姉弟のほかにも個性的なキャラクターが大勢登場し、物語を彩っており、また物語中で使われる魔法や世界観の設定もユニークで、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作品らしさが溢れている。
「クレストマンシーシリーズ」は、外伝も含め全部で5作。本書は邦訳版発行順では3作目にあたるが、これからこのシリーズを読むつもりの方にはまずこの作品から読む事をお薦めしたい。何故なら原書の刊行順では本書が1作目にあたるからである。ただし、物語中の時代順となると、本書よりも「クリストファーの魔法の旅」の方が先になるので、そちらの方が良ければそこはお好みで。
是非ともダイアナ女史が描くファンタジーの世界を体験してほしい。
紙の本
「クレストマンシー」シリーズの一冊目。
2006/03/29 22:27
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kokusuda - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は以前に「魔女集会通り26番地」という題名で出版されましたが
新訳になって題名も変わっています。
訳が変わって印象が大きく変わりましたが、好みによって評価も様々です。
「大魔法使いクレストマンシー」が初登場しますが、
主人公は「キャット」という男の子です。
本名はエリックといいますが、なぜ「キャット」なのでしょう?
実はヨーロッパの言い伝えから来ていますが、、、。
私たちの知る世界と少しだけ違う不思議な世界。
そこは魔法を使う者たちが生活しています。
しかし、魔法が悪用されないよう監督する大魔法使い「クレストマンシー」がいるので
魔法を使わない者も使う者も共存できている世界です。
彼が家族や部下たちと住み、魔法を監督する場所がクレストマンシー城です。
しかし、弟とともに城に引き取られたグェンドリンは黒魔術師ノストラム氏などの
魔術師たちを扇動し自分の野望のために大きな事件を計画していたのです。
彼女の野望と計画とは?
キャットの名前の秘密と姉のひどい仕打ちは?
キャットに訪れる危機とは、、、?
ジョーンズ女史自身がインタビューで「シリ−ズで最初に読んで欲しい」と言っています。
しかし、シリーズでの時系列では2番目に当たります。
この物語に限らずシリーズでは「猫」が重要な役回りをしていて、
なかなか良い味を出しています。
ジョーンズ女史は大学時代、「指輪物語」のトールキン氏の授業を
受けていたこともあるようです。
もしかしたら、「ナルニア国物語」のルイス氏とも会ったのでしょうか?
読んでいくと二人の巨匠の作風や設定との類似点も垣間見えてくるような気がします。
緻密な展開とイメージを大事にした設定、イギリスやケルトの文化を背景にした面白い物語です。
英国では2006年に新作が発表予定ですが、日本に紹介されるのは
いつになることやら、、、。
紙の本
嘘???信じてたのに!!
2006/04/05 13:35
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:クール - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は魔法が使えると言うのが普通の事のようにふるまわれている世界のはなしです。
この本の伝えたい事は信頼・裏切りそして優しさだと思います。(自分の視点から)
なぜそう思ったかと言うと姉を裏切られる直前まで尊敬していた人物がいたからです。でも、姉はそんなことは、分かろうともせずにクレストマンシーやキャット(エリック)などに仕打ちをしました。そして何が優しさかと言うとキャットがこんな仕打ちをうけても姉を困らせてやろうなどということはひとつも考えていない事です。この後は…読んでのお楽しみ!!!
みなさんもこの本をいちど手にしてみませんか??この本は最初から最後まで思いもよらない展開です!!!!!!!!
みなさんもこれを読めば一日中本をはなさないかも(笑)
きっとこの本のとりこになりますよ
いちどでいいからよんでみてください!