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人に悩みなど与えられない。あるのは問題だけである。しかし、人は自分だけはめんどうな努力はしたくないという怠惰から、我を張り、努力をこばむから、悩みをつくりだす。自分にとって、必要な問題をただ解決すればよいだけであるのに
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江原さん好きだから読んだ。
私は元から霊とか信じちゃうたちだけど、そういう要素抜きに考えても人として大切なことが書かれてる本。
日々の心がけが変わりました。
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本書は『自分のための「霊学」のすすめ』の新装版で、江原さん最初の出版物。帯にあるように、ここに書かれていることこそが<江原スピリチュアルの原点>である。
本書は三部構成になっている。第一部は<私の心霊体験>で、江原さんの心霊体験と霊能者になるまでの道。第二部は<魂を救済する「心霊真説」>として、わたしたちが現世に生まれ生きる意味、死後はどうなるのか、守護霊とはどういうものか、霊障についてなど、人間として知りたかったことが書いてある。第三部は<愛へのめざめ>となっており、苦しみと不幸を乗り越えるにはどうしたらよいか、わたしたちが生きていく上での心構えなどが述べられる。
江原さんの本を読むのはこれで3冊目になるが、根本的な真理はただ一つであるので以前読んだものと同じことが書いてあったりもするのだが、微妙に切り口が違うため読んで損はない。
この人の本を読むと、わたしたちはいかに即物的な幸せを求めて生きているのかがわかり、少し情けなくなる。この世に生まれた以上ある程度は仕方のないことかもしれないが、あまりに即物的すぎやしないか。生きている間に手に入れるモノ(お金、家、車など)はみな死んでもあの世へは持って行けないのだ。まあ、だからこそ生きているときくらいはそういうモノを求めるんじゃないの、という意見もあるが、しかし真の幸福はそういうところにあるものじゃない。
これがわかると、執着心が消え、物事を広く見られるようになる。ものの見方が変わる。価値観が変わる。生き方が変わる。人に優しくなれる。今まで不満に思っていたことがちっとも不満じゃなくなる。おかげで気持ちが楽になる。生まれ変わったような気分さえ味わえる。
心霊の世界は、科学的に証明されていないために賛否両論あり、信じる者と信じない者があるが、江原さんは<心霊は、「非科学ではなく、未科学なのだ」>と言っている。これもなるほど、である。ただ人間は神秘的なものを信じる心があるからこそ良いのではないかという気もするので、科学で説明がついてしまうのもなんだか……と、ちょっと複雑ではあるが、いずれ科学で証明できる日が来るのならそれも見てみたい。
それから江原さんの人生を変えた映画『ブラザーサン シスタームーン』も、一度見てみたい。
読了日:2006年8月13日(日)
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なぜ江原さんがスピリチュアルに目覚めたのか、江原さんの思いを人々になぜ伝えたかったのか、どうして人は。。生きなければならないのか、生きる目的をストレートにつづられた本です。
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身近だった祖母が死んで、年が近いいとこがガンで亡くなって、
「死ってなんだろう。死んだら終わりなのだろうか?じゃあ何故生まれてくるんだろう?」とばかり考えていた時に答えてくれた本。
オーラとかスピリチュアルとか良く判らないけど、正直死ぬのが怖くなくなったし(だからと言って自殺したいとかじゃないが・・・)亡くなっていった人たちを思った時に悲しいだけではなくなった事は大きな収穫だったと思う。
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江原さんの幼少時代から現在に至るまでの歴史が書かれていて、それがとても面白かった。江原さんが苦労されていたのは聞いていたけど、霊感がある人って、精神/肉体共にしんどいことが非常に多いのだとわかった。江原さんの原点を垣間見せてもらった。
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私が彼に興味を持ったのはやはりご他聞も漏れず「オーラの泉」を見てからですが、それ以降何冊か彼の著作を読んでいます。
この本は、そんな彼の著作の中でも、ほかの本が言ってみればHow to指南的なのに対し、彼自身のスピリチュアリズムの生い立ちと、彼自身の立ち位置を説明したような本です。
で、いつものように、私がこういった本を読む目的は、私が持つ世界観に照らして、彼のいう霊的な世界というものがどう説明されているのか、ということに興味を持つからでが、この本はその辺を結構詳しく書いていて、その意味では、ほかの彼の著作以上に興味深いものでした。
例えば、彼が英国の心霊協会に留学したり、毎年英国へ行って勉強しているのは知っていましたが、その彼がシルバー・バーチの霊訓(下記参照 ↓)を読んで、彼自身のスピリチュアリズムの方向について影響を受けたことなどは初めて知りました。
これらの本は私も読んでいて、一部は私が持つ「世界観」の構成要素にもなっているものなので、彼が英国のスピリチュアリズムの源流の一つとして、このシルバー・バーチの霊訓に対してどういう考え方を持っているのかにも興味があった。
しかし、それでもなお、この江原啓之という人の説明する世界の構造 - それはつまり「霊」が本体であり、人間はこの本体である「霊」が肉体を持ってこの世の中に修行に来ている(霊的向上を目的に、学びに来ている)という考え方には、いまだに若干の違和感を持っている。
内容的には変わらないかもしれないが、私の中では「霊」は「意識」であり、この世の中は「修行」ではなく、体験を通じての意識の深化・進化の場である。
彼の文章中には、「ですから、こういったことを知れば、私たちは・・・・という生き方をしなければならないはずです。」という言葉が随所に現れる。
これをして彼は「霊的な生き方」と呼んでいるが、そこで多くの人が抱くであろう疑問に関しては彼は適切な説明をしてみせている。
しかし、その説明に納得できていない部分がやはりあり、その点について、やはり彼自身の霊的な素養(あるいは霊的な能力)の限界があるのだろうと思う。
そうは言っても、彼は自分の体験・経験に裏打ちされた彼自身の考え方を説明しているのに対し、私のそれは単に頭で考えただけのものなので、その点に関しては到底及ぶべくもないのだが、そこが今の時代のすごいところで、こういった経験・体験をした大勢の人の著作を読むことができる中から、例え自分が体験したことがなくとも、それに対しての自分の考え方を養っていける、という幸福な環境に私たちは居る。
この「霊的」なものの見方というのは、一般の人には見えない部分の話なので、ことさら、こういった客観性というものは欠かせないと私は考えている。
なまじっか何かが見えたり聞こえたりすると、それが自分の体験から来るだけに、それをすぐに「真実」と思ったりしがちであり、それが度を越すと、どこかのxx教やら○○会の教祖やら生き神様といったとんでもない思い違���をする人が出てくる。
その意味で本当の意味の霊的な生き方、というものを知るためにはある程度批判的な見方をしてかからないとまずまともな考え方に行きつかない。
その観点から言えば、この彼の著作にある「霊的な生き方」というものは、やはり先に挙げた「シルバー・バーチ」の系統に属することは確かで、その辺りをきちんと踏まえたものになっていることだけは救いであろう。
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テレビや雑誌等のメディアでまるで一種エンターテインメントの様に心霊や
スピリチュアルがもてはやされる昨今に、
テレビでもおなじみの江原さんが自分自身の過去や体験談、メンターの話を
通して心霊、スピリチュアルとはなんぞやと教えてくれる。
テレビ等でも江原さんの話を聞いていて他の霊能力者といわれる人と
違うのはやはり心霊、スピリチュアルを知ってどう現世に生かすか、どう哲学するかを一番に置いてるその姿が私はとても好感がもてる。
やはりこの本もそこのところを一番訴えかけてくる。
哲学、心霊それは切っても切り離せないもの、
だからこそ生きていくうえで、心霊に関してメディアに振り回されることのない
確かな知識を持つことが重要なんだとこの本を読んで私は感じた。
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江原さんの本は結構好きで、よく読んでます。
テレビでは華々しい江原さんも苦悩の時期があったのかと思いました。守護霊って4種類もあるのか!と思いました。
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床屋のお姉さんがスピリチュアル大好きで、「江原さんの本」は良いよ♪っておすすめしてくれた。この本は、その床屋の待合席にも置かれている。
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ここに来てスピリチュアル・ブーム到来か?
目に見えない世界の存在を初めて受け入れるキッカケになった大事な本です。
信じる・信じないは個人の自由だとはよく言うけど、私は「どちらかというと信じたい!」に一票。
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死んだらどうなるのか?天国、地獄はあるか?自殺したらどうなる?といった根本的な疑問に対する答えを与えてくれる。人生に影響を与えた本。
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二回目です。今回は、前半部分は飛ばして、後半部分を読みました。
人はいかに生きるか。
少しずつ、心が知識に追いついてきた。
でも、知識を心で理解する事は、難しい。
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どういう体験の元、自分はこうなったのか、という
半生の話と、そこから得たもの。
第1章あたりは、今まで自分が体験した事
見た事という、霊的体験。
そしてそこから修行の道と、出会った人たち。
そして今…という感じです。
別に霊界を信じてないわけでもないですし
霊能者をインチキだと即思うわけでもないので
そんなものかな…という感じで読んでました。
分かるような分からないような世界。
後ろの英国の在り方に興味があります。
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TV番組の『オーラの泉』などでブレイクし、「スピリチュアル」ブームを巻き起こした著者の第一作です。著者の考える「心霊真説」をていねいに解説しています。
現代日本において、特定の宗教に対する信仰をもたない人びとの「宗教的」な要求とそれが生み出した文化現象を考えようとするばあい、細木数子、江原啓之、村上和雄といった著述家に目を向けることは欠かせないのではないでしょうか。こんな本を読むのは目の汚れだといわんばかりの態度をとるひともいますが、すくなくともわたくし自身はそうした姿勢に賛同しません。
「スピリチュアル」という言葉は、著者をはじめとして、船井幸雄、飯田史彦、佳川奈美といった人たちの専売特許になってしまった感もありますが、さらに視野を広くとれば、鈴木大拙の「日本的霊性」ということばもあり、日本における宗教的な要求のありようを示すことばとして、それなりの伝統をもっていることがわかります。著者たちによって担われている「スピリチュアル」ブームが底の浅いものだということは否定しませんが、それを求める日本人の信仰のありかたにまで考えを進めるよすがとして本書を手にとってみてもよいのではないかという気がします。
なお、2016年に「序文」を書きなおした新版が刊行されているようです。