紙の本
初期の作品
2020/12/27 11:28
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投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
かなり屈折した癖の強いストーリーです。
藤井が、どうしようもないキャラなのが原因ですが。逆に、文和は、一途で、ちょっと屈折した愛かもしれないけど、友人にどう言われようとも、藤井のことを最後まで大事にしているのが、印象的でした。
紙の本
不器用な大人と不器用な子供の恋
2002/02/13 18:45
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投稿者:椎名 - この投稿者のレビュー一覧を見る
不器用な大人と子供の不器用な恋のお話です。攻の藤井は木原さんの小説に多い本当にダメな人間です。はっきり言って最低な人間です。しかし藤井のような面は、みんな持っているものではないかな。あなたはないと言いきれますか? 私は、卑怯で狡い藤井は「私自身」だと思いました。
狡い藤井の相手が文和で良かった。狡くても、最低でも…いや、狡くて最低だからこそ、それを「狡くて最低だ」と言ってくれる人が彼には必要だった。藤井とは別の不器用さを持つ文和は、初めて自分の中に切り込んでくるほどの行為をしたのは藤井だけだったのだと思います。
本当に思ったことしか言えない不器用な文和はだから藤井の最低さを暴く。文和みたいな人、多分この世界では生きていくのが難しいんだろうけどでもいたらすごくいいなあと思います。
不器用な人同士の恋は、そうでない人にとっては焦れったくて愚かに見えるかも知れない。でもこういう恋もあっていいな。あったらいいなと思いました。
この話、かなり人によって評価が変わると思います。私は★が五つですけど不器用な恋をしない人は★がひとつになっても不思議ではないです。
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木原さんの作品は痛いなあと思う。強烈に相手にはまっちゃう攻めが受けを翻弄する展開がまたいいんですけどね。
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(家庭教師×小学生→高校生)
「僕は理由もなく人を傷つけたり、暴力を振るう人間は嫌いだ」…おまえがそれを言うかwww
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甘い生活…………って、どの辺が?
作品を端的に表すなら、児童ポルノ。
世間で熱く問い沙汰されてる青少年育成~に、もう見事にドストライク
かましてます。個人的感想を述べると、普通にこれはない。
家庭教師先の小学4年生を、ゴー●ンは、あり得ないです。
タイトルの甘い生活=攻が物言わぬ少年を好き勝手した甘い日々、と
解釈してもよさそうです。
が、こんな自己中心的で、いけ好かなくて、臆病者で、卑怯者で、
人としてネジがぶっ飛んでる男が、そう甘い汁ばっかり吸えるわけもなく。子供は子供のままでいられるはずもなく、受が中学を経て高校に
なると、身長も追い越され、体格も立派になってくる。
そして、奥義リバーシブル発動。
とはいえ、作品全体としては、やっぱり読むのが後ろめたいというのもあり、今後たぶん、よっぽどの事情がない限りお蔵入りです。
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藤井は未成熟な大人で、文和は実年齢も未成熟…未成熟な者同士なのだが、愛情への希求と、自己の確立をせざるを得なかった文和がずっと純粋に藤井を見ていた、と言う部分で、藤井よりは精神的に大人になってしまっているが、これはこれでバランスが取れているなぁ、と思った。題材的に常識に照らし合わせて読んでしまうと苦しい部分も正直ある。子供への性的虐待云々を言いだすと読めないかもしれない。だが、作中で、劇的に藤井がもの解りのいい正しい大人になって罪が許されたりしないところが非常に好ましい。
何も知らない子供のままで藤井を擦り込まれた文和、大人のずるさで文和を自分の性的嗜好の供物にしたつもりが執着を受ける藤井、と、どちらもがその互いの存在に絡め取られて、他の選択肢が望めない雁字搦め感もあるが、きっと性愛はこう言う部分から生まれるんだろうなぁ。
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藤井好きで好きでたまらなくて、自分の存在全ては藤井を愛するためにある。
と、言うよりも自分には藤井しかいない。と思ってる攻め君のお話です。
木原さんの書かれる、この手のタイプ大好きです!
報われない捨て身の異常執着が痛々しくて、見ていて恋しくてたまりません!!
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家庭教師が教え子の小学生に手を出して(しかも力ずく)、数年後、育ったその子が執着系攻めワンコになる話。性犯罪者だった大学生家庭教師は、ダラダラぐずぐず流され受けサラリーマンへ。「いくら小学生だったとはいえ、嫌ならいやと言えただろう」とか「誘ったお前が悪い」とか、クズっぷりがすごくて、ほんとこの人のどこがいいの?!と思わせる受けに執着してしまう年下ワンコ、好き~