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自殺のコスト みんなのレビュー

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みんなのレビュー34件

みんなの評価3.9

評価内訳

34 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

自殺防止マニュアルだ!?

2002/09/16 21:45

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まさこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

自殺はする人も、されてしまった人も、深く悲しい。「悲しい」なんて言葉で言い表せないくらい人に大きな負の感情を背負わせる。
私が読んだ自殺にまつわる書物や情報は、みな、「負の感情」「負の心理」から語られるものだった。
でも、この「自殺のコスト」は違う。どんな思いで自殺を企図し、実行しようと結局「コスト」へたどり着いてしまうという、冷徹を通り越して、結局コスト計算されちゃうわけ!?というなんだか笑ってしまう事実を見せてくれる。
自殺をコストで考察するなんて許せん!!と言う人もいるかも。けれど、私はこの本を読んで逆にちゃんと生きよう!って思ったなあ。
だって見ず知らずのサラリーマンの駅員さんに私のばらばらになった体を拾わせるようなことはしたくないもの。

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紙の本

自殺をする前に、この本を読もう

2016/02/25 02:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あずきとぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る

自殺にまつわるコストについて、具体的な統計データや(報道や文献による)豊富な実例を使って詳述した書。

二章構成の、第1章は「基本経費編」。
死体処理費用に始まり、すべての自殺者にほぼ等しく関わってくる基本コストについて書かれている。
中でも一番ページ数が割かれているものは、「生命保険」の項だ。
よく「生命保険加入後、1年過ぎたら(自殺でも)保険金がもらえる」というが、実際はこの「免責期間」が2年、3年になっている保険会社が増えているという。
年間自殺者が、2万~3万人に上る昨今、当然の動きではあるか。
知らなかったのは、商法680条に「保険者の法定免責事由」というのがあり、法律上は自殺の場合、保険会社は保険金を支払う義務がないということ。
これは、自殺の誘発を防ぐためらしい。
でも、通常は免責期間後の自殺ならば、保険会社は保険金を支払う。
但し、明らかに保険金目当ての自殺ということになると、先の条文を根拠に(裁判で)支払いが認められない場合があるというので、注意が必要だ(実例が出ている)。

第2章は「手段別経費」。
自殺の手段・方法別にかかるコストである。
興味深かったのは、「クスリ」の項。
薬物による自殺は、自殺者全体の5%ほどだという(97年)。
意外に少ないと思ったら、これが60年代だと40%にもなっていたという。
これには理由があり、当時は市販薬・処方薬共に強い睡眠薬が使われていたのが原因らしい。
現在では薬の安全性も高まり、病院で処方される向精神薬で死のうと思ったら、数百、数千、下手したら万単位で錠剤を飲まなければならないらしい。
一方、市販の風邪薬や鎮痛剤などでは、100錠程度で致死量に達するものもあるらしい。
しかし、これらの薬を致死量飲んだからといって、ガクッと昏睡→死亡とはならず、嘔吐や呼吸困難、全身麻痺などを起こし、数日苦しむという。
さらに、発見されれば病院に搬送され胃洗浄が行われる。
これが、かなり辛いらしい(著者も一度経験済みとのこと)。
昔のように、薬を飲んで眠るように死ぬなんてことは、出来ないのだ。

自殺を考える人に、ぜひ深く考えて欲しいのが、未遂に終わった時のリスクである。
本書を通読すると、なかなか確実に死ねる方法などないのだなと思えるのだが、つまりは自殺者の何倍もの人が(10倍とも30倍とも)未遂で終わっているのだ。
自殺が未遂になったとき、それは単に「死ねなかった」というだけでは終わらない。
身体(脳も含めて)に重大な障害が残る可能性があるのだ。
首吊りにしても、脳に酸素(血液)が回らなかったばかりに、後遺症が残ることがある。
飛び降りでも、脊髄などを損傷して生き残ってしまった場合、半身不随や首から下が動かない状態になるかも知れない。
また、発見され病院に搬送されて治療を受けると、その間苦しい思いをするだけでなく、治療費は基本的に全額自己負担だ。
自殺動機の3分の1が借金などの経済的理由ということを考えると、これは別の意味で「痛い」話だ。
「死にたい」と思って自殺しようとしたのに、自分の意思で身体が自由にならなくなってしまうとか、お金がなくて悩んで自殺を図ったのに、何百万もの治療費が必要になってしまったりでは、本末転倒だろう。

本書は、悪名高い「完全自殺マニュアル」と同じシリーズであるために、自殺を唆しているように受け取られている節があるようだが、少なくとも深い考えなしに自殺をしようとする人たちには抑止として働くように思う。
また、自殺を考えていない人でも、「読み物」としてなかなか面白い本だと思う。

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紙の本

損か得か?

2002/03/10 03:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 自殺原因はさまざまあるだろう。本書では、その自殺をすることによってどれほどの影響が出てくるかを示している。たとえば葬儀の費用から保険金がいくら受け取れるかと言ったことから、自殺に失敗した場合にかかる費用のことについても触れられている。
 死因=自殺が交通事故死を上回っている現在自殺について改めて考えてみるために、身近な「損得勘定」をしてみてはどうだろうか?

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紙の本

もっと真面目に

2002/04/17 17:38

4人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:郁江 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ここ数年自殺率が増加し、1年で3万人もの人が自ら命を絶っています。3万人といえば交通事故の倍以上の数…あまりの多さに言葉がでません。過去に「自殺完全マニュアル」という本がありましたよね。一時期話題となったから憶えている人もいると思いますが、自殺の仕方を細かく綴った自殺奨励本です。そしてこの本もそれに通じるモノがあります。自殺した後の損得勘定表ナドが載っていて、この本がセーフティガードと言われても納得できないですね。自殺をチャカしてふざけている、そんな風に思えてならない。この不景気、自殺率は過去最大、そんな時期にちゃかしてないで、もう少し真面目に自殺防止に取り込んで欲しいデス。

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紙の本

出版社からのオススメ

2003/02/05 03:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:太田出版 - この投稿者のレビュー一覧を見る

『完全自殺マニュアル』から8年半、満を持して放つ“新・バイブル”ついに刊行!! 本当に自殺は得か、はたまた損か?後悔だらけの人生で、死んでまで後悔したくない人のための「自殺の費用対効果」。死んでから後悔しても遅すぎる!!

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2004/11/22 13:16

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2006/02/07 16:12

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2006/09/18 11:56

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2009/02/20 00:37

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2007/03/26 10:49

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2008/05/04 22:24

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2009/02/08 11:15

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2009/03/16 03:21

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2009/11/16 17:24

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2010/02/07 20:28

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