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紙の本
やりたいことさせられてること
2002/05/11 21:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にむまむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今 自分自身の中で目的を見出して仕事している人は世間にどのくらいいるのでしょうか?? それが見つからないから定職につかないフリータ-が異常に増えているのでしょうか?? この本を題名だけで惹かれて買って読んでて最近忘れかけていた問いかけが自分に降りかかって来たようなきもちになりました。 仕事がどうとか、世間、政治に不満を持っていたりなんとも考えさせられる一冊でした。 読んでいくうちに次々と疑問が打ち解けていくおもいでした。お勧めしたい一冊でした。
紙の本
不満に学んで自己を磨かなくては
2002/06/22 01:03
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投稿者:やんちゃ青 - この投稿者のレビュー一覧を見る
すごくショッキングなタイトルなのですが、中身は温厚です。筆者は20年以上にわたりサラリーマン生活をしていて、その後半に作家と二束のわらじ状態を経て、現在の作家オンリーの状態になっています。その筆者が現在のフリーター症候群であったり、自己実現や不満からすぐに退社してしまいそうな情勢について見るに見かねて一言物申す!の一冊になっています。そしてその一言とは「凡人は不満を嘆き、賢人は不満に学び、達人は不満を活かす。そして偉人は不満をも楽しむ」なのです。
筆者はグサリと以下の質問を読者に投げかけているかのように思えます。
「今の仕事に満足していない」人の仕事振りは? そこから得るものが大いにあるのでは? そしてそのような環境の中でも自分の将来形を見つめ、それに向かってジワリジワリと準備しておくラッキーな時間と現在を捉えることができませんか? 今のうちに「高い情熱と人間力」を身につけ、充填完了してからスパートでもよいのではないですか?
不満はどこにもつきもの。その不満とどのように付き合っていくか?については、今自分ができることを100%に近いほど実施しているか?にかかってくると思われます。いまやらなければならないこと、それは本業であり、かつ自分を磨くその他のものでもあると思いますが、それらについて自信をもって「自分は自他認めるほど、十分に自分の実力を発揮するよう努力している」と言えるほどになりたいですね。なんとなく現実逃避で夢見ている自分をハッと気づかせる一冊でした。
仕事に満足していない人にもお勧めの一冊です。
紙の本
2002/03/31朝刊
2002/04/19 22:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「不遇こそ人生の宝」とエール
書店でパラパラとめくってみたくなる本だろう。仕事に不満を感じている人は多いからだ。結論は満足な仕事は簡単には見つからず、「青い鳥」は意外に身近にあるという常識的なところに落ち着くのだが、そこに至るプロセスは読み手を飽きさせない。
「不満」という犯人を追及するミステリー作家としての著者の手法もさることながら、自身のサラリーマン経験を率直に語っているためだ。サントリー社員として営業部や宣伝部で活躍し、社内の提案コンクールで五年連続優勝。「ブランデー 水で割ったらアメリカン」などのキャンペーンをヒットさせた。サラリーマン時代に作家デビューし、その後退社、著作活動に専念する。見事な経歴、華麗なる転身。「満足」そのものの人生を思わせる。
だが実はからだをこわし窓際生活を送るなど、不遇な生活も短くはなかった。そこから「不満」と「不幸」の考察が展開される。
不満な仕事の中にこそ豊かな人生を開くカギがある。いやな仕事、苦しい職場の経験が「まさか!」の知恵と苦難に打ち勝つ精神力をはぐくみ、結果として深い満足感を生む。不遇こそ人生の宝なのだ……。
「会社員の幸運と不運はオセロ・ゲームの白と黒。アッというまにすぐ変わる。最後まで本当の結果はわからない」。かくいう著者は会社にも「辞めごろ」がある、自然に脱皮できる時が来るまで待てと不満社員の早すぎる脱サラを戒めている。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001
紙の本
著者コメント
2002/03/19 17:48
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投稿者:野村正樹 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当のやりがいとは何だろう?
これでいいのかという不安。しかし、不満とどう戦うかで、「人生の果実」が決まるのだ。
私は取材や企業人対象の勉強会などで、年間数百人のビジネス・パーソンと会っていますが、そこでよく感じるのが「今の仕事への不満」の強さ、大きさです。
私自身も、かつては28年間にわたりサントリーで会社員生活を送り、宣伝、マーケティング、文化事業などの花形部署を歩く半面、低い査定や、妬み、陰口、窓際生活も体験してきました。それらを通じて「満足と不満」の誤解や、人間関係の「見かけと本質」をめぐる“意外な真相”を知った一人です。
そこで、私の得た教訓を紹介しながら、仕事の本当の満足とは何か? どうすれば不満を脱出できるのか? の提言を、私小説スタイルのドラマ風につづったのが本書です。登場する男女10数人の物語と証言を自分や同僚に置き換えながら、気軽に、楽しく読んでください。きっと元気と、勇気と、明日への希望が湧いてくると思います。
著者紹介:野村正樹(のむら・まさき)
1944年生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。67年サントリー入社。営業部、宣伝部、マーケティング部などで活躍。社内の提案コンクールで5年連続優勝をしたり、「トロピカルカクテル」や「ブランデーアメリカン」など数々のキャンペーン・プロデュースをヒットさせる。身体を壊した後は新規事業部門で挫折するなど窓際社員も体験。93年サントリーミュージアム[天保山]開設業務に参画し、同館広報部長も歴任。95年、28年間の会社員生活から独立し、著作活動に専念。その間、86年に作家デビューを果たし、91年には、『シンデレラの朝』で日本文芸大賞現代文学賞を受賞。
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