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内容(「MARC」データベースより)
7歳になる姪のチカは、私の彼の恋人気取りでおしゃれをしてきたし、彼とばかり手をつなぎたがった…。はっきりとした「恋愛」にはおさまらない微妙な感情を鮮やかに描く、新しい形の恋愛小説集。表題作ほか7編を収録。
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さまざまな形の恋愛が短編でまとめられています。
日常の何気ない出来事や心の揺れが静かに描かれていて、とても好きでした。
本文中に、「人生は偶然同じバスに乗り合わせるようなものだ。みんなそれぞれの目的地に向かう中で、出会ったり別れたりする」というような言葉があって、思わず深いな~!とうなずいてしまいました。
【福岡教育大学】ペンネーム:朱
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短編集。
まず、題名が秀逸!思わず手に取ったという感じです。
内容も、表題作がとても好き。
後は、誕生日休暇が良かったです。
決してメルヘンではない、大人のおとぎ話という感じでした。
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恋に悩み、生き方に迷う、女の子や男の子が描かれた短編集です。
その姿や風景が近くに感じられて、共感したり、納得したり。
お気に入りは『ジミ、ひまわり、夏のギャング』、『誕生日休暇』。
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どれも思ってる事と、現実とのギャップに悩まされる感がとても漂っていて、
そこに角田さんの一捻りした文章が相まって、
読みやすい短編集でした。
挿絵もあっていいですよ。
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作者の言う『この物語の何でもない光景のひとつが、読んでくれた人の記憶に、するりと、何食わぬ風情でまぎれこんだらいいな』の通りの短編集。
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20140705
恋愛話がメインだけど、みんな幸せとは限らなくて様々な問題をかかえている。
憧憬に訴えかけてきたり、あるあるという気持ちにさせられたり、そういう普遍的な女性の感情を描くのが上手い人だと思う。
好きな話はバーベキュー(いまお腹空いてるだけか、主人公がビッチすぎだけど逆に爽快)、と花畑(世の中ここまで不幸な人もいるんだ私は幸せだったんだながんばろうって気持ちになる)、誕生日休暇(こういう冒険チックなの好き、でもなんかせつない!)
だけどやっぱり女性の恋愛事情小説は、私の性にあわない。
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たれかをどうしようもなく好きになったり、それでもどうにもならないということがあるんだと知った後で…
このフレーズが好きだな、あるあるだな、うんうん。と思いました。