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紙の本
女性でなくても楽しめる
2002/09/23 00:24
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投稿者:通貨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和30-40年代に少女でもなく、生まれてもいなかった僕はどれも「懐かしい」ものでも何もない。でも家は兄弟が全員女だったから、少女の気持ちは多少は分かるつもりだ(女の子の洋服を着たがったりしたし)。本書に出ている玩具、家具、その他もろもろのものは、普通だったらどれも捨てられる運命にあるだろう。それを収集するだけで大変な労力だろうし、これらのものへの愛情がなければ出来ない。
ものへの著者の解説も詳細にではなく、あくまで「ニュアンス」といった感じでそれが逆にいい感じなのだ。著者と読者一緒になって楽しめそうな雰囲気があり、それが外部の人間からでも楽しめる。男でも多少なりとも幼少時は楽しいものだ。でもだからこそ、女の子の思い出ってこんなのなのかな、と思える本書はとても楽しい。
紙の本
大好き!としか言いようがないです。
2002/07/04 17:13
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投稿者:ノスタルジック - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔の時代を懐かしむことの出来る本は他にも沢山出ている。でもどうしても欲しくて取り寄せたのはこの本くらいだ。著者と私は2歳違い。だからほぼ見てきたものが同じだと思う。この本を見る上でそういうバックグラウンドが嬉しかった。まさに、私が見てきたものばかりが載っているのだから!! オルゴールメリー、おいたちアルバム、プリントおりがみ、チャーミングバックなど、懐かしすぎて涙が出そうだ。当時使い続けてぼろぼろになった「こづかい帳」を見つけた時には声を上げてしまった。子供の頃の思い出はこういうアイテムに閉じ込められているのかもしれない。この本に出会えたのはラッキーだったと思う。友達みんなに回したい!
紙の本
昭和メルヘン・コレクション
2020/06/16 21:21
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和30~40年代、少女時代を過ごした女の子のメルヘンが詰まってます。
ビビッドカラー、きらきらした目の人形、かわいいイラスト。
懐かしいばかりだけど、新しい感じもしますね。
紙の本
おめめきらきら少女
2002/08/14 16:55
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投稿者:ラマ姉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
おめめきらきらロマンチックな少女イラストの文房具セットやおしゃれセット。自分の子供時代には既に「古い」印象でしたが、存在はしていましたね。今も似たようなもの売ってるんだろうなぁ。その絵が好きなわけじゃなく、そのおもちゃが魅力的なわけでもなく、ただなんか知らない世界のようでひかれていました。いとこのおさがりでもらうと、「へー、こんなの今時ありなんだ」と思ってました。どんな子供だ? とにかく、そんなものが沢山のっています。
共感できるものも多数。宝石箱やアクセサリー、ぬいぐるみがかわいいですね。パンダおぶった著者の子供時代の写真なんかも、とってもかわいい!
ポーズ人形たちはまったくもって意味不明。でもうちのおばあちゃんの部屋のガラスケース入り振袖娘は、こいつらの従姉妹とみた!! それから「こけしバレリーナ」って、これ「いやげもの」でしょ、完璧。笑えます。
紙の本
懐かしいー!
2002/06/09 23:06
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投稿者:ひえろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者と同世代なのでとにかく見ていて懐かしい物ばかり。人形絵本なんて最近見かけないけれど、もう作ってないのかな? 子供の頃は野暮ったく思っていたものが今見ると中々可愛らしかったり、手が込んでたりして発見する事も色々。
何もかもよりリアルな表現が可能になって、洗練された風に思える現代のデザインよりも、想像力ブッチギリのデフォルメと手間隙のかかった物たちに囲まれたあの頃の方が、今より遥かにスタイリッシュで贅沢な世の中だったのではないかと思った。…とんでもない物も有ったけど。
紙の本
世の中への最初の媚が可愛らしいお色気になっている。時代を背負ったものだけが持ちうる美しさ
2002/06/12 18:15
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投稿者:片岡直子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
決め手になったのは、「ぱっちんどめ」という言葉だ。
個人的には黒いピンのほうが好きだった気がするのだけれど。本を取り寄せてみてまず、表紙のビニル靴に引き寄せられる。これは妹がはいていた靴ではないか! 母がごしごし洗って、いつも月曜日には新品のような靴で、私も妹も出かけていた。
『昭和30〜40年代 少女の想い出大百科』は、『クレヨンしんちゃん』に出てくる大人でなくても、懐かしさに狂ってしまうだろう。著者の宇山あゆみさんの写真は美人だ。美人だけれど、どぎつくない。それは本書に取り上げられているおもちゃを見るように眺めることのできる大人の写真だ。
首をかしげる人形は、友達の家でもピアノの上で私たちを見おろしていた。それらは、「ポーズ人形」というのだそうで、かなり目つきの怪しいのもある。ちょっと美しすぎるけれど、当時の茶の間を再現した写真や、ベランダの様子を外から写した構図の写真、赤ちゃんの部屋の写真も、なかなかだ。「動物柄のふとん」の解説欄に、「どの動物も顔が大きく描かれていて、まつげの長い目にはどこか色っぽさがあります」とある。これが全てという気がする。可愛くて年少用なのにすごく色っぽい。こんな可愛い色っぽさは今のおもちゃからは消されており、大人向けのフィギュアなどには、別のどぎつい色気が加わっている。世の中に対する初歩的な媚が可愛らしいお色気になっている。オルゴールメリー、子供用タンス、まんが運動靴、チャーミングバッグ、プリントおりがみ、ぬりえ、着せかえ人形、こづかいちょうに、アクセサリーシール。それにしても、現在撮影するものは、どんなに古くても、新しくきらきらしてしまうのだろうか。いや、やはり時代を背負ったものだけが持ちうる美しさなのだろう。 (bk1ブックナビゲーター:片岡直子/詩人 2002.06.13)
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