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1800年代のアメリカ、ウィスコンシン州での一家の暮らし
ワイルダーが自分の幼少時代を元に作られた物語です
自分たちで、なにもかもやる生活
父さんは狩をして、家を作ったり力仕事は何でもできるし
母さんは着色料もチーズもバターもなーんでも作ります。
町までは何キロも離れていて
父さんはたまに出かけ、狩りでしとめた動物の毛皮を砂糖に変えてきます。
アメリカの田舎の暮らしぶりは
自然に身をおいているので楽ではないけど、
家族一丸となって暮らしていて温かいです。
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大好きで何度も何度も読みました。
豚のしっぽのあぶり焼き、熱そうですね~
父さんが髪をもじゃもじゃにしてガウーとかやるの、いいな~
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わたしのバイブルです。いやほんと。幼稚園ぐらいの時に与えられて、夢中になって読みました。
アメリカ開拓期の大きな森の中に建つ丸太小屋での生活がいきいきと描写されています。
特にかあさんが作る料理は甘い匂いがただよってきそうなくらいに美味しそう。
豚のしっぽのあぶり焼き、雪の上にたらして固めるメープルキャンディーは今でもやってみたい。
じいちゃんの家でのダンスパーティーはとても素敵。
たぶんこの本に出会わなかったら、今の文化好きのわたしはいなかったんじゃないかな。
訳・挿絵ともに福音館版が一番好きです。
食いしん坊さんには文句なしにオススメ(笑)。
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この話は先にNHKのドラマで知って本を買った。
映像化されて成功した良い例だと思う。
福音館のハードカバーで出ている「5」まで買って読んだ。
どれもアメリカ開拓時代の生活が生き生き描写されていると思う。
この本の訳も私好みというのが、後に他の訳者の本と比較した時に感じた。恩地さんの訳の中の「とうさん、かあさん」という響きが好きだ。
恐らくドラマでのイメージが自分の中に定着しているのだろう。
ローラは後に夫となるアルマンゾの家庭のことも「農場の少年」に書いているが、それぞれの家庭の違いがはっきりしていてとても面白かった。それは結局はローラの父とアルマンゾの父親の生き方の違いになる。
本の一番の楽しみはなんと言っても食べ物を扱う場面。日々の食事から保存食作り、クリスマスなどの特別な食事のその内容。その一つ一つが日本とは違って大変興味深かったし、想像するのが楽しかった。すごく美味しそうで自分でも作れないかしら・・と思ったものだ。
子どもの立場で読むのと母親として読むのではその生活の重みが随分違う。父親と母親の大変さも違う。立場が変わって読むこと、それが読書の醍醐味かと思う。
ローラの記憶にも脱帽。
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開拓時代のアメリカの話がリアル。小学生の時、図書館で読みました。出てくる食べ物が美味しそうでよだれがでてきます。ドラマも家族で見てたけど、子どもには少し難しかったような。
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昔から大好きな本。ローラをとりまく自然の豊かな表情が、いきいきと描かれている。家族の関係もとてもすてき。バターやチーズ作りや豚をしめるところ、カエデ砂糖を作るといった、食材作りの場面に熱中してしまう。おいしそうで胃がきゅうっとなる。
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今回2回目です。
別の訳と読み比べて、やはり恩地さんの訳がよかったです。
情景が目に浮かびますし、挿絵のガース・ウイリアムズも10年がかりで仕上げただけあってアメリカの生活ぶりがよく出ていると思います。
1回目に読んだ時、続きが読みたくてわくわくした事を思い出しました。
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子供の頃夢中になって読んだこの本。
姉の子供に譲ったのですが、どうしてももう一度読みたくなって持ってきてもらい再読。
家族みんなでするご馳走の支度、厳しい寒さを乗り越える一家の暖かい雰囲気、ローラの可愛さ、とうさんかあさんの優しさ。
やっぱり大人になって読んでも丁寧な描写が素晴らしく、素敵なお話でした。
ご馳走作りの描写がやっぱり素晴らしいです。
こんなクリスマスに憧れてしまいます。
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何度も何度も読む本。
子供のころ初めてこの本を読んだのは肺炎のとき。
「大人になったらローラのお母さんみたいになる!」と人生を決めた本!!
ガース・ウイリアムズの絵がぴったり。
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100年以上昔、大きな森に住む家族の物語。食料の為に狩りをする父親。冬の為の保存食作り、繕い物をする母親。厳しい自然の中では全てが自己責任。寒い冬には、父親がバイオリンを弾き、歌い、お話をしてくれる。姉のメアリには可愛いお人形があるけど、ローラはハンカチでくるんだトウモロコシを人形に見立て大事にしている。まだ小さいから。それで納得できるのは、親がきちんと子どもを育ててるからなんですよね。
いつ読んでも暖かい、大好きな家族の物語。
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大好きな本。
小学生の時にはじめて出会い、保存食作りや森での暮らしに憧れたものでした。
あの雪にかけるメープルシロップは現代では出会えないのでしょうか。
妊娠して改めてこどものころに夢中になった本を読み直しはじめましたが、その第一弾。
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まとめを作っていて、急に読みたくなった。
児童文学ではあるが、大人になってからシリーズ読破、というのも悪くない。よね???
今回は文庫を図書館で借りて読んだが、実際は文芸書が家にあるはず。
はっきり覚えてないけど、初読は小学生のときだと思う。
就学前の児童が読める本ではないもんね。
いろんな意味で今持っている知識のベースになるものを与えてくれた本。
例えば"燻す"という調理法、それによって何が作られているか、
メイプルシロップやメイプルシュガーというものの存在、
チーズを作るのに仔牛の胃袋が必要なこと、英語で『誰』という意味の単語、
そしてクリスマスという儀式の意味。
読み進むほどに新しい発見があって、ワクワクしていたことを思い出す。
ついでに今では考えられないほど暗い場所で読んでいたことまで思い出した。
今回改めて読み返して感動したのは、訳者の恩地三保子さんの心地よい文章だった。
ものすごくリズミカルだし、ちょっと倒置法っぽい文体も素敵。
言い回しも特徴的で、『すべすべした』という形容が好きだったという記憶も蘇った。
ドラマをやっていたから続きがあるのは知っていたけれど
当時はこの本1冊で満足していたような気がする。
それくらい完成度の高い本だったと思う。
次からは未知の領域。楽しみだ。
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子供の頃大好きだったのを思い出し、再び読んでみました。森の中での家族の暮らしが目に浮かぶようで、温かい気持ちになります。
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目安は小学校中級になってるけど、もっと上というか、今どきの子どもにこの暮らしがリアルに想像できるかどうか・・・。
猟をして、動物を解体し、部位にあわせて適切な処理をする方法、メイプルシロップの作り方など、大人は本や映像によって知識を持っていから、体験してなくても想像がつくし、昭和の地方の子どもは、ここまでではないにせよ、農作業が身近にあったから、こういう生活もなんとなくわかる気がした。
でも、都会に住む小学4年生が、この本を読んでどこまでわくわくを感じられるだろう。
書き手のローラが信頼し、愛しているから、父さんは頼もしく素晴らしい男性だと感じられたけど、今読むと、辺境に住みたくて家族を振り回す男のようにも思える。妻の立場から書いたこの物語があったら、すごく面白いと思うな。
昔テレビで映像化されたものを見ていたけど、原作と全く違うし、マイケル・ランドンもメリッサ・ギルバートも原作のイメージと全く違う。なぜ何の矛盾も疑問も抱かず、本とテレビを楽しめたのか、今となっては謎だ。
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本当は文庫じゃない方だけど、なさそうなのでこちらで登録。会社の営業さんに「あんまり外国の本って読まないんですよー」と話したら貸してくれた本。こんな機会がない限り、多分一生読まなかった本だと思うので、きっかけに感謝です。
外国の本をあまり読まないのは訳が合わなかった場合読み進めるのが苦になるからで、特に児童文学は訳が古いままの本がそのまま図書館にあったり売られていたりする割合が高く、なかなか肌にあいません。この本もやっぱり読みにくいなーという印象の方が強く、内容よりもそっちに意識が取られてしまったので星みっつ。まぁ、わたしの頭が悪いのが一番悪いんですけどね。
良く覚えているなーと何度読んでも思う、と営業さんは言っていて、創作でしょ思い出すも何も、と思っていたんですが、これ作者の回顧録なんですね。それを知ったのが読み終わってからだったので、もう一度読んだら印象かわるのかもしれないです。でもこんな暮らし、わたしには絶対無理だなー!冬、寒すぎて死んでしまう。クリスマスのおかし作るところ、好きです。雪の上にシロップ乗せて飴作るのやってみたい。