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わかりやすい!
すらすらわかる。このスピード感。
筆者は序章で、「よい入門書とは」
について言及しているが、まさにその通りの本。
さすがは内田樹。
現代思想=ポストモダン思想=ポスト構造主義
なので、構造主義を理解することは、すなわち
現代を理解することにつながる。
「専門に関係ない」人こそ、読むと実りが大きいのではないか。
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これが実に退屈で、私は寝ながら構造主義を学ぼうとして眠ってしまった。これを教科書に使ったらその授業はさぞ寝心地がいいだろう。(小飼弾氏)
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流石に寝ながらは学べないけど、寝ころびながらなら充分学べる構造主義の入門書。
ホッブスにマルクス、ニーチェから四銃士までわかりやすい文章で教えてくれる。
フロイトだのレヴィ・ストロースだの、原書は意味不明で読めたものではないが、この人の説明を聞くと「なんだ、面白いこと言ってんだ」とスラスラ読める。目から鱗。かなり楽しい。
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3回読んでようやく理解でき、構造主義の全体像が描けた。
とても「寝ながら学べる」レベルではない。
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2010.7.30読了。
この本もヒット。わからないことをベースに書かれた入門書。例えが非常に理解しやすかった。
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内田樹なら、これと「私家版ユダヤ文化論」を読んでください。
あとは、お好みで。著者URL↓
http://blog.tatsuru.com/
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わかりやすい。でもやっぱり難しいよ…。
基本に立ち返るときに何度も読み直すであろう一冊。
レヴィ=ストロース先生の訃報、心よりお悔やみ申し上げます。
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現・神戸女学院大学文学部教授(フランス現代思想)の内田樹による構造主義の入門書。
【構成】
第1章 先人はこうして「地ならし」した-構造主義前史
第2章 始祖登場-ソシュールと『一般言語学講義』
第3章 「四銃士」活躍す その一 -フーコーと系譜学的思考
第4章 「四銃士」活躍す その二 -バルトと「零度の記号」
第5章 「四銃士」活躍す その三 -レヴィ=ストロースと終わりなき贈与
第6章 「四銃士」活躍す その四 -ラカンと分析的対話
以前、同じような構造主義入門用の新書で橋爪『はじめての構造主義』(講談社現代新書)を読んだが、その本はレヴィ=ストロースを中心的に叙述しており、その他の思想家達は点描にとどめられていた。本書は、その構成からもわかるように前史→ソシュール→構造主義四銃士という進め方になっており、そういう意味では『はじめての構造主義』よりも幅広い記述がなされている。
ただ、著者がしばしば引き合いに出す喩えが、あまり要領を得ていなかったりするところもある上に、(入門書という制約もあるのだろうが)断定的に表現する時の根拠が希薄であったりする部分が散見される。個人的に気になったのは、後半部分で「歴史」に対する認識がかなり表層的であると感じた。
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大学時代から今まで、ここまで没頭して読んだ本はないと思う。
著者、内田樹さんは現在かなり人気の方。
この本を読んで以来、内田さんの本は何冊か読んだけど
この本が一番好き。
この本を好きといえるわたしは、さすがは外国語学部卒なんだなと今になって感じる。
これからも何度もなんども読み返して、自分のものにしていきたい考え方がたくさんつまっています。
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フーコー、バルト、ラカン、レヴィ=ストロースと聞いて、難しそうと尻ごみするのは無用。本書を一読すれば「そうかそうか」の連続です
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一度読んだのだけど・・・
フロイトの著書にマルクスが出てきて、
ユングの著書にニーチェが出てきて、、
なんて範囲は広いんだっ!!ってある種のショックを受けて
ふと思い出だして再読。
サルトルもカミュもマルクスもヘーゲルもフロイトも
ニーチェもソシュールもフーコーもバルトもレヴィ・ストロースも
ラカンも
みんな何かしら共通しててつながってきているんだなって思ったら、すごいのはフロイトだけじゃないって思ったよ(笑)
いろんな人のことをかいつまむのにおすすめです☆
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初心者なので、メモしながら読んだ。「自分」や「社会」について、これからはもう少し深い観察ができるようになりそう。
【あらすじ】人間はなぜそのように考え行動するのか。「構造主義の四銃士」を中心に、先人たちの知の営みを紐解く入門書。
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構造主義とは何なのかについて、わかりやすい文章とたとえ話で書かれている。著者の言うとおり、専門家からしたら間違っている解釈もあるかもしれないが、フーコーやレヴィ・ストロースといった先人の著作を読むとっかかりには最適なのではないだろうか。
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ちょっとずつ読んでたら間延びしてしまって感動が少ない・・・。
やっぱあたいは短期集中型だ・・・。
フーコーは、クィア理論(だったかな・・・)の本を読んだことがあったんですが、
あと、サルトルか
それが、「この哲学者はこの位置」という大枠が記されていた。
ただ、もう初めの方の記憶が曖昧なので、困った。その大枠の位置関係が分からない・・・。
読み返しても新しい納得が生まれて、きっとためになるんですが、
現状態での確かな感想は、
「フーコーを読もう。」
です。
あー、得られるものが多い本なはずなのに、なんだこのあんぽんたんな感想は!!
読み返したらまた書こう。しかしいつになることやら。
まだ樹さんの本で読み終わってない本があるからそうとう後だな。
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構造主義とは、「私たちは常にある時代、ある地域、ある集団に属しており、その条件が私たちのものの見方、感じ方、考え方を基本的なところで決定している」「私たちは自分では判断や行動の「自律的な主体」であると信じているけれども、実は、その自由や自律性はかなり限定的なものある」という考え方。
謙虚な感じで好きだな。