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フィリピンの小さな島、カオハガンの持ち主がヨットの乗組員となり、南太平洋航路を旅した記録。
登場人物たちは、簡単に言えば「コイツダメだな」と思うところがたくさんありそうだが、それでも魅力的だと著者は言う。
著者は、あるがままのその人を受け入れているんだろうなぁと思う反面、ダメエピソードと、良いエピソードをもっと掘り下げて書いてほしいなぁ……と思わなくもない。結論だけ書かれても「そうなのかー」となってしまう。(んでもそんなことしたら、これだけで10冊はかけるんじゃなかろうか)
南の島が楽園ではなく、人の生きる場所なんだなと考えさせられる一冊。面白かった。
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ヨットで南洋の島々を巡る──セブ島沖の小島・カオハガンで、島民たちとゆったり暮らす著者に舞い込んだ朗報。それは、憧れの南太平洋航路への誘いだった。のんびりテンポの海の旅。南の島々では、心豊かに生きる人々と出会える。パラオ、パプア・ニューギニア、ソロモン、バヌアツ、フィージー、サモア──そしてハワイを目指すが、最後はまさかの...『南太平洋の旅』改題。
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再読。何年ぶりだろうか。
あんまり人の人生が羨ましいと思わないたちだが、この人の人生は心の底から羨ましい。
一流企業でしっかりビジネスを務め、社長にまでなり、すっと身を引き島を買うなんて、男のロマンそのものだ。ああ羨ましい。